フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

22013 紅白歌合戦を見て思った

2014-01-05 19:22:20 | アイドル etc

 2013年の紅白歌合戦、自分は結構楽しく見ました。今回は48グループ出過ぎ!とか、あまちゃん関連多すぎ!とか、演歌のバックには大抵アイドルが踊っていたりしてどっちが主役かわからん!とか、批判もそれなりにあるようですが、そんな批判のそれぞれが今回の見所であったような気がします。
 紅白という番組がひとつの歌のショーであると考えれば、出演枠の増えたアイドル勢を活かす演出は正攻法と言えそうで、映像に華を与えるアイドルの存在は作り手も歓迎なのかもしれませんね。

 ハロプロを紅白へ!という大きな声を思い出すと同時に、ではハロプロ勢が出たとしたらどんな活躍のさせ方があったか?という事も考えました。モーニング娘。の場合は、さゆ以外のメンバーは共演者次第な感があり、バラエティ番組のように芸人さんが巧くリードしてくれたら各人のキャラが活きるとは思いますが、紅白はあくまで歌手の番組。そこは難しいかもしれません。
 ベリキューは桃子を軸にベリのメンバーがうまく立ち回れそうですが、℃メンは基本ステージ職人なので歌以外の部分を求めるのは酷。スマイレージやJuice=Juiceも基本℃に近い。

 となると、ハロプロが紅白にもし出演した場合、番組貢献は歌で頑張るという事がよさそう。つまり、歌のヒットを飛ばす事が紅白への近道なのだなと。当たり前の結論ですが、今回で言えばE-girls枠こそがハロプロが狙うべきポジションなのですよね。紅白に限らず、歌手としての人気獲得のために狙う層も、現状は本来ハロプロが狙っていた所を彼女達に持って行かれているなと思います。

 今回の紅白で個人的には久々にリアルタイムで動いているももクロちゃんを見たのですが、彼女達は「これぞアイドル!」というステージでした。最後は客席までも使って自分達の世界を演出した。こういうアクティブな動きを画面から発散させるのは、まさにアイドルの魅力そのもの。演歌の人には演歌の人の持ち味があるように、女性アイドルには女性アイドルの役割と持ち味があるのです。
 今回の紅白は、そういう「アイドルって楽しいね」と見ている側に思わせる演出が良くて、ももクロもそうだし、昭和のアイドルと現在のアイドルの融合を見せたあまちゃんコーナーも、大人数である事をちゃんと魅せる方に使えた48グループと、それぞれがそれぞれの持ち味でアイドルの楽しさを表現出来ていたから、見ていて楽しかったのだなと思います。
 「紅白に出たい!」とメンバーが本気で思うのなら、自分達だったら紅白で何を見せられるかを認識して、日頃の活動でもそのセールスポイントを磨いていってほしいなと思います。人気のアップも大事だけれど、自分達の良さを磨く事も大切で、それが人気にもつながるのであります。

コメント (2)
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