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「過去記事を振り返る」 TOKYO IDOL FESTIVALレポート4 ~ももクロVS中野腐女VSアイドリング!!!

2013-07-26 22:18:45 | アイドル etc

 この記事は2010年8月14日に発表されたものです。
元記事URL
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/7a5e44dd01afb7ee626f50d909ce3713



~曲名には動画リンクが貼ってありますので、是非ともご覧ください~

 品川ステラボールに移動して、結構前に場所をキープして開演を待ちます。

 ~メインステージ(品川ステラボール) NIGHT LIVE~

 ステージが暗転して「ももいろクローバー」登場。「ももいろパンチ」のイントロが鳴り響きます。この少し壮大なイントロはオープニングにマッチしています。「命」のポーズをとって静止している高城れにちゃんが片足体勢にフラフラし始めた頃、イントロがアップテンポに変わりステージに照明が灯ります。
 続いて「気分はSUPER GIRL」を歌ったあと自己紹介。しかし、「いつものアレ」ではなく、一人ずつ名前を言っただけの簡素なもの。あれっ、高城れに体操は?しおりんのあいうえお作文は?茶畑のシンデレラは?と戸惑う観客。そこで、あいうえお作文を言うべき人がコメント。
 しおりん「今日は体力の限界に挑戦するから、おまえらもついてこい!そして、「5曲連続で歌います」。場内から、ため息とも歓声ともつかない声が起こります。激しいダンスを5曲連続で見せるのです。
 「未来へススメ!」「全力少女」「走れ!」「ツヨク ツヨク」と本当に連続で全力を魅せるももクロちゃん。みんな全速力です。ただでさえしなやかな有安杏果ダンスが素晴らしいキレ。クールビューティーな筈のあかりんも全力美少女になり、あーりんの長い髪も揺れる。
 スクリーンに映るかなこぉ↑の前髪が汗で額にくっついています。キリッとした目つきが凛々しい。れにちゃんがキビキビと動かす手足を観ていたら舞美のダンスを思い出しました。
 しおりんが宣言したように、メンバーは体力をフルに使ってパフォーマンスしています。それは「他のアイドルグループには負けないインパクトを見せよう」という心意気。まるであのMJの時と同じように。
 5曲連続パフォーマンスの締めに「行くぜっ!怪盗少女」を持ってきました。疲れも見せずに踊るメンバー。動きは落ちず、跳躍力も落ちず、観客は更にヒートアップ。


 30分の熱いももクロちゃんパフォーマンスを堪能したあと、再び品川プリンスホテルのホールステージに移動しました。19:00からホールステージにて「ときめきアイドリング!!!」のステージが行われます。
 「手のひらの勇気」で始まったライブ、会場は満員で気温高い。

  挨拶と「ときめく瞬間」をテーマにトーク。メンバーは、すぅちゃん(森田涼花さん)の行動にときめくという話で盛り上がります。ルーリー(横山ルリカさ ん)曰く「すぅちゃんと朝会話していると、しばらく会話してから突然おはよう!と言い出す」と指摘。すぅちゃんは、挨拶してない事に途中で気づいて挨拶を 会話に挟むのだそうです。熱かった会場が一気にホノボノに。
 フリフリアイドリング!!!や、ぷよぷよアイドリング!!!と同様に二曲目はカバーソング。Folder5の「Believe」。そしてラストは、ぷよぷよアイドリング!!!の「ラブマジックフィーバー」。関西出身メンバーが大阪弁にセリフをアレンジしたり、本家とは一味違うカバーでした。

 20分ほどで、ときめきアイドリング!!!が終わったあとも他のアイドルによるライブは続きますが、プリンスホテル下のセブンイレブンにて軽くパンなどの夕食を仕入れて、品川ステラボール前のベンチに座り食べました。
 少し休んだあと、品川ステラボールに再び入場。

 ステージではYGAが歌っていました。ちょうど終わるところでしたが、ポジションに付きながら他のヲタと一緒にフリコピ。
 19:40。次は「中野腐女シスターズ」。ヘソ出しミニスカートのセクシーな衣装で現れた中野。自分は客席左前方で観ていましたが、右側にはコアヲタが集結しているようで、盛り上がっています。声もよく出ています。

 実は中野の曲はよくわからないまま参加したのですが(ゴメンナサイ)、面白い曲が中心でした。個人的には「Honey Bee」が気に入りました。歌詞がちょっとアレですが、サビになった途端急にキャッチーなメロディになる流れが面白いです。
 他では「たたかえ!爆露マン」という曲ではバックに筋肉隆々な男性が現れ(動画を参照)、メンバーと一緒に踊るというキテレツな演出。これが実に面白い。彼は何者なのか?まさかマネージャー?などと想像しながらパフォーマンスを楽しむのでした。あと、「Go! Fight! 腐女子シスターズ」という曲もサビが覚えやすくて耳に残りました。
 中野腐女シスターズ。曲が面白く、サビが覚えやすい。自己紹介で各メンバーが自分の「ヲタ属性」を言うなど、オタクアイドルというコンセプトもまずまず。10月には念願の中野サンプラザでコンサートを開くそうです。

 20:20、ステージには「アイドリング!!!」が現れました。客席の後ろを見ると、いつの間にかかなり人が増えています。もう満員と言ってもいい状態でしょうか。
 一曲目は初夏に発売されたシングル「目には青葉 山ホトトギス 初恋」です。続けざまに「モテ期のうた」「草食系カーニバル」と披露。まさか、アイドリング!!!も体力の限界に挑戦しているのか?と思い始めたところ、自己紹介を飛ばしてトークタイム。
 この日の出来事のおさらいなどを語ったあと、「無条件☆幸福」「職業:アイドル。」「Don't be afreid」と、盛り上がり曲を歌います。無条件☆幸福のサビのフリコピ、手を動かしたり振ったりで会場がかなりいい感じで熱くなってきました。
 ここでトークを挟んでもう最後の曲。新曲の「プールサイド大作戦」。大サビでクラッカーの音とともに紙テープ宙に舞う。


  時計の針は21:00を迎えようとしています。このまま品川ステラボールに残れば、遠藤舞さんと横山ルリカさんのDJによる「IDOL CLUB NIGHT」が21:30からスタートですが、我々はプリンスシアターに移動するのでした。普通ならコンサートが終わっている時間帯ですが、TIFはここ から大人組によるイベントが続くのです。


<2013年の追記>

 明日から四回目となるTOKYO IDOL FESTIVAL(以下、TIFと略)が開催されます。この記事は第一回目となる2010年の初日のメインステージでの模様を綴ったものです。
 品川ステラボールという会場はそれほど大きな会場ではないので、今となっては、ももクロもアイドリング!!!にも手狭な会場であります。こういう会場でももクロを観る事が出来たのは良き思い出であるとともに、アイドルというものは常に変化していくものであるという、時間軸に対する残酷性のようなものも感じて、懐かしいというだけでなく虚脱感のような思いにも包まれます。
 人気というものはどこで分岐していくかわかりません。この時の観客に、「ももクロはその後大ブレイクするよ」とか、「来年以降は回を重ねるごとにTIFはアイドリング!!!のためのイベントという色と、アイドリング!!!の存在感は薄れていくよ」と言ったとしても、どのくらいのヲタが信じる事か。前者はまだしも、特に後者は当時の自分も読めなかった事態であります。それだけアイドル界の動きは速いし、下克上なんていくらでもある。この日、プリンスホテルの宴会場に設けられたステージで、東京の地下系大集合的に「その他大勢」扱いとして出演し、更にその出演者としての枠はグループ名ではなく活動店舗である「ディアステージ」の「ディアステージオールスターズ」という名義で出演した「でんぱ組.inc」が今や集客力ではアイドリング!!!を越えてしまったという未来が2013年には存在します。
 アイドル界に於ける人気というものに絶対という名のつく安定場所はないのです。そういうものを第一優先事項に考えた時点でアイドルは鮮度を失っていくのですから。シビアな世界であるけれど、だからこそ観る方も、演る方も熱を帯びているのでしょう。だからこそ面白いのです。


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