先日、狼を見ていたら「なんで日本の歌手は今この時代を歌おうとしないで恋愛ソングばかり歌うのか」という主旨のスレがありました。自分も以前から同じ疑問を抱いていました。メッセージソングは、おしつけがましく感じられて敬遠されるのでしょうか?最近のチャートに入る曲はスローな曲が多いなとも感じていますが、耳馴染みがいい方に皆が向かいすぎているように感じるのは確かです。
そのスレにこんなエピソードがありました。
歌手の美輪明宏さんが昔、ある炭鉱町でコンサートを行なったそうです。いつもならそういう仕事は受けないのに、マネージャーの手違いでスケジュールを入れてしまったそうです。
渋々ステージに上がった美輪さんは、客席を見て驚きました。客席は炭鉱で働く労働者で一杯だったのです。労働者の人達が炭鉱不景気で経済的に苦しい中、お金を貯めて訪れていたのでした。
それを見た美輪さんは、恋だの愛だのと歌っているだけじゃだめだと気持ちを込めて作った歌が、桑田圭祐さんや槇原敬之さんなどにもカバーされている「ヨイトマケの唄」です。
このエピソードの真偽は確かめていませんが、気になった私はGoogleで検索をしてみました。あるサイトに「ヨイトマケの唄」の歌詞が載っていました。興味のある方は是非読んでみて下さい。
http://www9.plala.or.jp/myourei/miwa2.htm
ここに書かれてあるエピソードは、上に書いたものとは違いました。
このブログでJ-POP批判を書くつもりはないので、このテーマをハロプロに振ってみます。
ハロプロも気にしながらチェックしてみると、恋愛ソングばかりです。全体の何割なのかはわかりませんが、半分以上なのは間違いないでしょう。
先日、ある狼の固定さんのブログに「Berryz工房のシングルは去年まで、ピリリ以外はすべて恋愛ソングだった」と書かれていて改めて驚きました。Berryz工房に限らず、モーニング娘。も松浦亜弥もメロン記念日も皆、シングルを振り返ると恋愛ソングが多いです。それでも、ベリの恋愛ソング率の高さは凄いです。
しかし、今年に入ってからのベリは一転恋愛ソング封印です。つんくも恋愛ソングばかり書く事に飽きてきたのでしょうか?
そういえば、℃-uteも今年は「LALALA幸せの歌」、「江戸の手毬唄Ⅱ」と、シングルの半分は恋愛ソングではない曲でした。つんくも少しずつ流れを変えようと模索しているのでしょうか?
しかし、難しいのはハロプロで恋愛ソング以外の歌をやろうとすると、何故かコミックソングに走ってしまう傾向がある事です。思い出すまでもなく、今脳裏に甦ってきましたよね?「日本のお米は~」とか、「ぴよ~ん」とか、脳内で再生されているはずです。たまにこういうのをやるのは、まあ完全否定ではないですが、ちょっと極端過ぎです。
ベリで思い出しましたが、「VERY BEAUTY」で惜しかったと思うのは、歌詞の流れとしては「少女が大人の階段を登る揺れる心」でありながら、随所に「大好きなあの人」が出て来る事です。これで恋愛ソング、しかも中学生の初々しい恋愛ソング(何故か歌詞から連想する主人公は梨沙子なので)で終わってしまった事が悔やまれます。「大好きなあの人」をせいぜい軽くジャブ程度に出しておけば、恋愛ソングではない中学生の揺れる心を歌う、等身大青春ソングとして更に傑作になったような気がします。
惜しいと言えば、美勇伝もコンセプト通りに「日本の女性の美しさ」をテーマにした曲を出せていれば良かったのですが、途中から一切合切あげるだの、Myプリンだのと、おかしな方向に行った事が残念でした。曲的には結構色々やっていたので、そこに単なる恋愛ソングではない女性の美の歌を取り入れていけば、解散は免れて…いや、解散は結局していたでしょうか。
来春発売となるモーニング娘。のアルバムは、格好良く可愛く、みたいな路線だそうです。歌詞の方はどんな展開になるのかも注目してみたいです。全曲恋愛ソングの可能性もありそうで、そこはちょっと気になりますが、歌詞も冒険してほしいと思っています。
そんなハロプロソング。私の今年の一番気に入ったハロプロシングル曲は「FOREVER LOVE」です。あれ、恋愛ソングだ(笑)。
そのスレにこんなエピソードがありました。
歌手の美輪明宏さんが昔、ある炭鉱町でコンサートを行なったそうです。いつもならそういう仕事は受けないのに、マネージャーの手違いでスケジュールを入れてしまったそうです。
渋々ステージに上がった美輪さんは、客席を見て驚きました。客席は炭鉱で働く労働者で一杯だったのです。労働者の人達が炭鉱不景気で経済的に苦しい中、お金を貯めて訪れていたのでした。
それを見た美輪さんは、恋だの愛だのと歌っているだけじゃだめだと気持ちを込めて作った歌が、桑田圭祐さんや槇原敬之さんなどにもカバーされている「ヨイトマケの唄」です。
このエピソードの真偽は確かめていませんが、気になった私はGoogleで検索をしてみました。あるサイトに「ヨイトマケの唄」の歌詞が載っていました。興味のある方は是非読んでみて下さい。
http://www9.plala.or.jp/myourei/miwa2.htm
ここに書かれてあるエピソードは、上に書いたものとは違いました。
このブログでJ-POP批判を書くつもりはないので、このテーマをハロプロに振ってみます。
ハロプロも気にしながらチェックしてみると、恋愛ソングばかりです。全体の何割なのかはわかりませんが、半分以上なのは間違いないでしょう。
先日、ある狼の固定さんのブログに「Berryz工房のシングルは去年まで、ピリリ以外はすべて恋愛ソングだった」と書かれていて改めて驚きました。Berryz工房に限らず、モーニング娘。も松浦亜弥もメロン記念日も皆、シングルを振り返ると恋愛ソングが多いです。それでも、ベリの恋愛ソング率の高さは凄いです。
しかし、今年に入ってからのベリは一転恋愛ソング封印です。つんくも恋愛ソングばかり書く事に飽きてきたのでしょうか?
そういえば、℃-uteも今年は「LALALA幸せの歌」、「江戸の手毬唄Ⅱ」と、シングルの半分は恋愛ソングではない曲でした。つんくも少しずつ流れを変えようと模索しているのでしょうか?
しかし、難しいのはハロプロで恋愛ソング以外の歌をやろうとすると、何故かコミックソングに走ってしまう傾向がある事です。思い出すまでもなく、今脳裏に甦ってきましたよね?「日本のお米は~」とか、「ぴよ~ん」とか、脳内で再生されているはずです。たまにこういうのをやるのは、まあ完全否定ではないですが、ちょっと極端過ぎです。
ベリで思い出しましたが、「VERY BEAUTY」で惜しかったと思うのは、歌詞の流れとしては「少女が大人の階段を登る揺れる心」でありながら、随所に「大好きなあの人」が出て来る事です。これで恋愛ソング、しかも中学生の初々しい恋愛ソング(何故か歌詞から連想する主人公は梨沙子なので)で終わってしまった事が悔やまれます。「大好きなあの人」をせいぜい軽くジャブ程度に出しておけば、恋愛ソングではない中学生の揺れる心を歌う、等身大青春ソングとして更に傑作になったような気がします。
惜しいと言えば、美勇伝もコンセプト通りに「日本の女性の美しさ」をテーマにした曲を出せていれば良かったのですが、途中から一切合切あげるだの、Myプリンだのと、おかしな方向に行った事が残念でした。曲的には結構色々やっていたので、そこに単なる恋愛ソングではない女性の美の歌を取り入れていけば、解散は免れて…いや、解散は結局していたでしょうか。
来春発売となるモーニング娘。のアルバムは、格好良く可愛く、みたいな路線だそうです。歌詞の方はどんな展開になるのかも注目してみたいです。全曲恋愛ソングの可能性もありそうで、そこはちょっと気になりますが、歌詞も冒険してほしいと思っています。
そんなハロプロソング。私の今年の一番気に入ったハロプロシングル曲は「FOREVER LOVE」です。あれ、恋愛ソングだ(笑)。
ラブソングが多いのもありますが、ハロプロは季節感のある歌が皆無ですね。近年のもので言うとシングルは℃-uteの「桜チラリ」ぐらいではないでしょうか?
ラブソングや応援ソングはフルシーズン使えますけれど、多用しすぎると1曲1曲の印象が薄くなりがちなんですよねぇ。
革命元年以降、そういう方面にもいい革命が起きて欲しいと思いました。
でもそれはそれでいいと思います
かぶりさえしなければ色々な恋愛ソングをBerryz工房から聞けるわけですからね
管理人さんの今年一番は
FOREVER LOVEですか
自分は今年FOREVER LOVEとフラれパターンにはまりました
一例をだすと6期のデビュー曲の「シャボン玉」は、今のほうがはるかにこころがこもってていいと感じます。
でも、今までこれでやってきたんだから中途半端なことはしないでこれはこれで続けてくべきだと思いますね。
>unyokoさん
季節感!そうなんですよ。最近のシングルに足りないのはそれです。ベリはC/Wやアルバムだと夏の曲たくさんあるんですけどね。
革命元年は楽曲革命の元年でもあってほしいですね。
unyokoさんのブログ、拝見いたしました。スワローズファンなのですね。私はスワローズではないですが、鳥さんのチームを応援しています。
>タクッピさん
「フラレパターン」って誰の曲?なんか聞いた事はあるタイトルだなあと思って、ググって調べてみました。まだ買っていないシングルでした。ごめんももち!(先週のイベント以来、どうも桃子マジックにやられた模様)。
ベリの恋愛ソングは、なんか微笑ましくて好きですね。年齢とともに、だんだん内容もちゃんと変化しているし。次のシングルは、むしろまた恋愛ソングにしてほしいです。
>koさん
Berryz工房の「蝉」。名曲ですね。「スイッチオン」ツアーで流れたイメージビデオは秀逸な出来でした。夏休み、地元を離れて過ごす毎日を楽しんでいながらも、どこか地元(都会)が恋しくなっている女の子の心理状況を見事に歌っている曲だと言ったら褒めすぎでしょうか?確かに、「missing~」の部分はちょっと蛇足な感じはしますが。
あの曲を聴いていると、自分も子供の時に夏休みに地元を離れて親の田舎で過ごしていた日々を思い出します。
>かめ~のさん
そうなんですよね。わざとなのかもしれませんが、背伸びをした内容の歌が多いですよね。ベリなんて、デビュー曲が「あなたなしでは生きていけない」でしたからね。小学生が何を言ってんだ!と当時思ったものでした。
「シャボン玉」。今は感情を込めていると感じるのは、石川さんがやっていた台詞部分を今は亀ちゃんがやっていますが、いい感じなんですよね。もうすぐ二十歳になる亀ちゃんの、今だからこそ気持ちを入れられるシーンのひとつではないかと思います。
>たくさん
koさんも書いてましたが、アイドル=恋愛ソングというのは、ひとつの定番でもあるので、なかなかそれを変えていくのは難しいし、歌っている側も恋愛ソングが歌いやすいのはあるかもしれませんね。
そう考えると、今年のBerryz工房はよくやっていると言えそうな気がします。