さて、HAPPY! STYLEのレポートです。
出演メンバーは、のっちことハロプロエッグ&音楽ガッタスの能登有沙、ハロプロ関西より結成されたSL☆NA。そして、研修生二人でした。
アイドルソングとアニメソングの名曲を歌うライブというコンセプトに興味を持ったのと、のっちヲタである事から足を運んでみた訳ですが、のっちに関するグッズで持っているのは生写真だけで、Tシャツなどの応援グッズは持っていない自分は、何を身につけていくか悩みました。思案の末、のっちが千葉県在住という事で、千葉のスポーツシリーズで行こう!と決定しました。
しかし、ジェフもレイソルも持っているのはフラッグだけ(私はサッカーの応援フラッグコレクター)、ユニフォームなどの着る物は持っていません。そういえば、ベリ公演では柏レイソルのユニフォーム着た桃子ヲタを見かけた事がありましたが、サッカーユニフォームは断念。結局、千葉絡みでマリーンズユニフォームに決まりました。パッと見は縦縞は関西の人気野球チームと似ているから、ハロプロ関西にも通じるしベストな選択と自己満足。
会場となった表参道FABは、小さなビルの地下にありました。入って見ると狭く、キャパ300人くらいでしょうか。係員から前に詰めてほしいと要望が出るほどだったので、300人以上入ったかもしれません。
入口脇でドリンクを引き換え入場して、端にポジションをとりました。
16分押して14:46にライブは始まりました。いきなりハロプロ曲でスタートで、MCもなくどんどんハロプロ曲で進行していきます。「なんだ、新人公演と中身は変わり映えしないじゃん」と少し残念な気分になりましたが、それ以上に残念だったのが
「歌唱力」
でした。エッグの中では決して巧い方ではないのっちがマトモに聞こえるほど、SI☆NAの子達はちょっとトレーニング不足を感じました。振り付けを覚えるのに精一杯だったという事でしょうか? スタッフの方にお願いです。彼女達に普段ボイストレーニングをさせてあげて下さい。ちょっと人前に出すにはレベルが…な子が何人かいたので、ちょっと気の毒でした。
そうは言っても、「大きな愛でもてなして」が流れてくれば、自然と体が動いてノってしまうのですが、この大もてが「大もて史上、かつてありえないレベル」で展開され、さすがに悲しい気持ちになってきました。
ふと脳裏を横切ったのが、このブログのブックマークにあります「side_B」でBさんが、先日のベリキュー合同コンサートの記事で書いた一文。「℃-uteナンバーを歌うベリメンの歌唱力に、℃-uteと℃-uteヲタに申し訳ないと思った」という文章でした。SI☆NAのメンバーは℃-uteヲタがここにいるから謝れ!
なんて嘘です、心の中で頭を抱えつつも、怒りなどなく踊って楽しんでました。でも、次回はもう少し頑張ってほしいです。
そんなSI☆NAのメンバーに比べると、のっちがマトモに聞こえると書きましたが、実際のっちは頑張ってました。歌はうまくはないけれど、声をしっかり出そうと考えながら歌っているように見えましたし、「桃色片思い」では客席を煽ったりもありました。そして、ダンスはなかなかカッコ良く、運動が得意には思えないのっちがこのステージに向けて努力をしてきた事は十分伝わりました。
そんなのっちは、やはり主役扱いで出番が多かったですが、特に多かったのが中盤のアニソンコーナー。私は「魂のルフラン」しかわかりませんでしたが、魂のルフランはイントロが流れた瞬間、結構歓声が上がってました。しかも、その盛り上がりに合わせてのっちがシリアスに歌いきり踊る。今までは割と可愛い系イメージだったのっちが、カッコいいのっちを魅せている。エヴァの曲だからシリアスな雰囲気なのに、ちゃんとヲタがPPPHを「のっちコール付き」で入れたのは、まあご愛敬ではありましたが、魂のルフランはもう一度観てみたい出来でした。
ライブはノンストップでMC無しでひたすら進行していきます。途中のアイドルソングカバーは、「聴いた事あるけど思い出せない」曲もあったりでしたが、会場的にはそれほど盛り上がらず。ハロプロヲタ=生粋のアイドルヲタというケースばかりではないのが、よくわかりました。むしろ、ガンダムSEEDとかの方に食いついていた人が多かったから、作り手が予想していたより若い客層だったのかもしれません。
個人的には、狭いライブハウスで曲間をノンストップでMC無しで進行するという流れに、
「ダンスサミット」
を思い出した訳ですが、TPDの曲もやってみたら良かったのにと思いました。一応会場から原宿近いし、FABは原宿ルイードから1kmもない場所ですから。
ただし、もし次回TPDを歌うなら、ルイード時代限定でお願いします。アルバムで言うと、1~3と5です(苦笑)。
話が思い切り逸れましたスイマセン。ライブは後半、再びハロプロ曲で盛り上がりです。一応、ベリキュー曲は全てアニメに使われた曲に限定した選曲な事にこだわりを感じ、これなら二回目以降の公演は更にテーマをわかりやすくしたセットリストにした方が楽しめるなと感じながら、あっという間に90分ほどでライブは最後のナンバーです。ここでようやく、のっちから「次がラストの曲と」MCが入り、一人ずつの自己紹介。
SI☆NAの子達は、やたら「東京初」を強調していたけど、彼女達にとっては今日のステージは大きな前進なのだろう。とても嬉しそうで良い笑顔でした。だからこそ、次回以降はもう少しステージレベルを高めるために、スタッフさんとメンバーが力を合わせてレベルアップに励んでほしいなと思います。
そして、リーダー格としても、センター格としても頑張ったのっち!今日のステージングで好感度がまた上がりました。アニメヲタのっちが楽しそうにアニソン歌う姿は輝いていました。選曲は勿論、のっち自身ですよね?
帰り際にスタッフより、次回公演は7/6とアナウンスがありました。次回は、ハロプロ曲は無しでやってみてはいかがでしょうか?客のノリにも新しいSTYLEが生まれるかもしれません。
【HAPPY! STYLE Communication Circuit 001 参加メンバー】
arisa(能登有沙) ハロプロエッグ
manami(岩嶋雅奈未) SI☆NA
asami(阿部麻美) SI☆NA
nana(中山菜々) SI☆NA
ai(須磨愛) SI☆NA
aoi(笹峰葵) アップフロントスタイル新人研修生
yui(小倉唯) アップフロントスタイル新人研修生
セットリスト (狼にあったものを参考に転載しました。皆さん、アニソンから昔のアイドル曲までよく知っていますね。スゴイです。)
1 Go Girl~恋のヴィクトリー~/全員
2 大きな愛でもてなして/SI☆NA
3 Thanks!/阿部麻美・岩嶋雅奈未
4 愛のバカやろう/岩嶋雅奈未
5 めぐる恋の季節/SI☆NA
6 桃色片思い/能登有沙
7 恋☆カナ/能登有沙
8 陽春のパッセージ/阿部麻美
9 ロコモーションドリーム/岩嶋雅奈未
10 ファンシーララ/小倉唯
11 チャンス!/中山菜々
12 HAPPY! SMILE! HAPPY!/笹峰葵(B:小倉唯)
13 魂のルフラン/能登有沙
14 Give a reason/能登有沙
15 涙、止まれ!/中山菜々
16 Fight!/須磨愛
17 遥か君のもとへ 能登有沙(B:笹峰葵・小倉唯)
18 Believe/能登有沙 (B:笹峰葵・小倉唯)
19 ギャグ100回分愛してください/SI☆NA
20 ホントのじぶん/SI☆NA
21 ハッピーマテリアル/能登有沙(B:笹峰葵・小倉唯)
22 赤いフリージア/阿部麻美
23 お願い魅惑のターゲット/須磨愛
24 原色ギャルは派手に行くべ!/能登有沙
25 ブギートレイン’03/能登有沙
26 ザ☆ピ~ス!/SI☆NA
27 I WISH/SI☆NA
28 ここにいるぜぇ!/全員
赤はハロプロ曲(アニメ曲も有り)
緑はアイドル曲
青はアニメ曲
間違っていたらご指摘を
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テレビ東京系が多い気が。お世話になってるという配慮?
TPDはカバー以外のものがいいですね。
第3回公演は秋でしょうから、秋色協奏曲とか。カラオケに入ってほしい名曲です。
第2回は夏っぽいやつ…「夢を」とか?「I WANT YOU」も可。
でも、こういうイベントって、だいぶ前から地下アイドルの方がやってますよね。
その辺りの客を取り込んでいきたいのでしょうか。目的がわかりません。
基本、アイドルカバーはアニメ曲である事も選考基準みたいなんで、TPDだと「UL-SAYS」の「BEGIN THE綺麗」とか、これはゲームソングですが穴井ちゃんの「クライムクラッカーズ」あたりでしょうか。
「秋色協奏曲」は好き過ぎるほど好きなんで、出演者の実力が上がるまではカバーしてほしくないです(苦笑)。
ハロプロ関西の子達は定期的に関西でイベントやっていて、そういうイベントでは乙女塾の曲を歌っていたりするんですが、アイドルソングカバーライブというと、やはり地下な感じがしてしまいますよね。スタッフはもっと大人のイベントにしたいみたいですが、このままだと地下系バカ騒ぎライブになる可能性もありそうです。