tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

無茶でも苦茶でもないお茶会を・・・

2014-03-01 18:11:30 | 茶の湯
3月1日(土)
朝から雨模様のお天気でした。
社会福祉会館の春の「会館祭り」が開催され、ボランティアとしてお茶会を任されましたので行って来ました。

私共のところに、お稽古に見えている方が、会館の人達と親しい関係で依頼されたようです。
今日は自宅のお稽古でしたが、手分けをしてお手伝いすることになりました。



全体

ただ広いだけの畳の部屋が一か所だけありますので、そこにお茶ができるような場所を設営してのお茶会となりました。
第一回目のお客様は写真のような可愛いお客様で、緊張しておりました学生たちも一変に気持ちが楽になったようです。



可愛いお客様

今日のお手伝いは、私ども社中ではなく、大学生にお願いいたしました。
学生たちも良い経験になったことだと思います。

まだ人前でお点前をしたことのない子も初めてとは思えないほど落ち着いてお点前をしておりましたので安心いたしました。



壁床

昨日下見に行った時は、軸や花を飾る事は考えておりませんでしたが、帰って来てから、やはり床の間らしい場所を作って置かないと、締りのない広い和室になってしまいそうでしたので急遽、朝になってから、長板、花入、軸、自在などを持って行き設定してみました。

やっぱり、軸を掛け、花を生けると部屋の感じが引き締まり、如何にもお茶の席という感じになりました。
福祉会館で用意したお菓子200個は、1時頃には終わってしまいお茶席もその場で終了です。



それにしても忙しかった・・・。
お客様の途切れることがなく次から次へと休む間もなく続いておりました。
そして、1回目のお客様をしてくれた可愛い子ども達が、どうしても手伝いたいという事でしたので、2人ずつ組んでもらってお運びを手伝っていただきました。
こども達も、運んで行くたびに褒められるのが嬉しいらしく、楽しそうに手伝ってくれました。

学生たちも、私自身も良い経験をさせていただきました。

コメント
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