tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

白玉椿の生命力

2014-03-07 19:03:43 | 茶の湯
3月7日(金)
三月というのに真冬並みの寒さが続いております。
冷たい風が吹いておりますが、今日は自宅でお稽古でした。



アブラチャンと白玉椿

堅かったアブラチャンの蕾も柔らかく開き始めたようで、茶花として床の間を飾るのは今週が最後でしょうか。

庭のアブラチャンの木も、何度か枝を切られておりますで、枝ぶりの良いところは、枝が少なくなっております。
便利な花で、両大学のお稽古といっては切られ、自宅でのお稽古と言っては切られております。
それでももう少し暖かくなると木全体が黄色くなるほどに咲きます。



軸 池塘春草生

如何にも今頃の季節を言い当てた語句だと思います。
この軸を掛けるたびに、子供のころを思い出します。
寒い時期でしたが、確かに池の周りは春の草が生えておりました。

池塘春草生(ちとうしゅんそうしょうず)もうすぐ暖かくなるそんな予感を見た人に感じさせます                   。



床の間
床の間に生けた白玉椿は、先日の大雪で枝が折れて垂れ下がっていたものです。僅かに繋がっているだけで命を保ち花を咲かせておりました。
ちょっと短めですが今日の花に決めました。そして、枝は可哀想ですが、切り取ってしまいました。

それぞれの生命力は素晴らしい・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする