tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

台風が来そうですが…合宿です。

2014-08-09 17:50:09 | 徒然日記
8月9日(土)
自転車並みの台風が北上しており、九州四国地方は大変だと思います。
明日から恒例の合宿が始まり、学生たちと3日間寝食を共にいたしますが、朝から夕方まで1日中座っていなければなりません。

今日は準備。
といってもお茶の道具はほとんど大学生たちが持ち運んでまいりますので、私が用意するものはわずかです。

   

   持って行く道具

両大学だけでは間に合わない物だけを持って行きます。
それよりも大ごとなのが、着物や着替えなどの身の回りの物の準備です。

旅行とは違い着物を持参しますのでかなりの量になります。
夕方には準備は終わりましたから、後は明日を待つばかりです。

学生たちは18歳から22歳くらいでずっと同じですが、私どもは年々年を重ねて行きます。その差は増すばかりです。
学生たちのお稽古を見るようになったと時は10歳くらいの差でしたから、夜には円座でお酒など飲みながら夜遅くまでおしゃべりをしておりましたが、最近は1時間くらいで「お先に」になってしまいます。

普段のお稽古の時は、ほとんど話らしい事はしませんから、合宿などがいい機会なのですが、情けないことに最後まで付き合っていられません。
自分にもあんな時代があったな・・・。と思うばかりです。

明日から3日間気持ちを引き締めて行こうと思います。
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台風の騒ぎをよそに・・・

2014-08-08 18:06:49 | 日常雑感
8月8日(金)
台風11号がゆっくりと北上しております。
まだまだ、南の海上ですが、日本列島で影響のないところはないそうで、北から南まで大雨の情報ばかりです。

私共のところでも、予報の通り朝から雨が降ったりやんだり、時々猛烈な勢いで降ったりと、穏やかではありません。
コンクリートを打つ雨が大きな跳ね返りを見せるような雨を久しぶりで見たような気がいたします。

こんな日は、用事をすべてキャンセルして落ち着いてじっくりと打ち込める事、それは編集です。

   

   そろそろ出来上がり

5月に下北半島に行った時のビデオの編集がやっと終わりそうです。
6月7月と落ち着いた時間んが取れなかったのか今頃になってしましました。

同行の皆さん首を長くして待っていると思うと心苦しいのですが仕方がありません。
編集ソフトにも慣れ、ようやく自分のペースで作業ができるようになりました。

   

   タイトルが並んだ編集
旅行のビデオはタイトルを入れる所がたくさんありますから余計に時間がかかります。
行った場所場所の地名や感想などを文字として入れおりますから・・・。

そして、120枚も撮った写真は焼き増しするのも大変ですから、全部ビデオの中に入れてしまいます。
ビデオは長くなりますが、旅行した本人達ですから飽きずに見てくれるはずです。

よく、「ビデオを他人に見せる時は15分、家族に見せる時は30分くらいに仕上げろ」、と言われておりますが、本人ですからいくら長くても大丈夫です。

完成しましたら、暑気払いを兼ねて集まろうと思っております。
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立秋・花々は秋を感じて・・・

2014-08-07 17:49:57 | 徒然日記

8月7日(木)立秋
ほのかに秋の気配を感じ始める頃のことで、まだまだ暑い盛りですが、今日以降は残暑ということになります。
旧暦では7月7日で七夕になります。
最近は、旧の七夕の方がにぎやかに報じられ、すっかり定着しているようです。

   

   ススキ

我が家のハチジョウススキです。
7月の下旬頃から穂を出し始め、今ではすっかり秋になっており、早い物では穂が白く枯れ始めております。
季節は確実に秋に向かっております。

   

   芙蓉

お隣の庭に芙蓉が咲き始めました。
やさしいピンクの花で大好きな花です。
この花は大きくなりますので、我が家では植えられませんので、お隣の花で楽しんでおります。

中国から渡って来た花で、漢名では「木芙蓉」と書かれますが、日本に来てから木が略されて「芙蓉」になったといわれております。
この花も木槿と同じく、朝開いて夕方にはしぼんでしまう一日花です。

今ではいろいろな色をした芙蓉がありますが、葉を整理して1種で生けても堂々と床の間を引き締めてくれます。
花々は確実に秋の訪れを感じております。

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我が家の温度計は50度を・・・

2014-08-06 18:17:02 | 日常雑感

8月6日(水)
昨日と同じ書き出しです。何という暑さでしょう。
昨日と同じように猛烈な暑さが襲っております。

我が家の2階は37度という暑さです。
余りの暑さに温度計をを持って玄関先に行って温度計を置いて暫くして行って見ると何と云う事でしょう。

      

   玄関先で

写真の通り、50度を振り切っておりました。凄いですね~。
こんな暑い日でしたが、親しい友人が自分で育てた野菜をたくさん持って来てくれました。

   
   
   自慢の野菜

持って来てくれた野菜はすべて朝採りだそうで、カボチャ、ゴーヤ、ピーマン、オクラ、モロヘイヤ、そしてナスなどすべて自分で育てた野菜だそうです。
良く菜園の話をしておりましたが、こんなに上手に作れるとは・・・。

奥様と二人でやっているようで、仲良く世話をしてくれれば、野菜もそれに応えて、ほどよい生り物になってくれるのでしょう。

   

   朝顔

朝の散歩の途中のお宅のものですが、綺麗に咲いておりましたので1枚撮らせておただいたものです。
大輪の綺麗な朝顔でした。

夕食には友人から頂いた野菜が食卓に並び、美味しく頂戴することになるでしょう。
どんな料理になるか・・・楽しみです。

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三渓園が特集されて・・・

2014-08-05 18:00:40 | 徒然日記

8月5日(火)
何という暑さでしょう。日中の温度は体温を超えております。
出かける用事はすべて後回し自宅に籠っておりました。
そんな事を言えずにお仕事をされている方がほとんどでしょうが、今日はお許しを願って自宅で溜まっておりました用事をしておりました。

   
   

   なごみ8月号

今月号は、「横浜と歩んだ近代数寄者 原渓山」を特集しております。
原渓山と言えば「三渓園」を直ぐに思い浮かべると思います。

今から百年前、生糸業を営み、横浜の近代化に大きく貢献した実業家・原富太郎は「三渓」と号して漢詩や古建築を蒐集する傍ら、若手日本画家の支援にも力を尽くした。
こんな書き出しで特集は始まります。

   

   庭園

蒐集した茶器はもちろん多くの建造物を移築して保存しているため、園内を歩くとまるで別世界のようで、大都会の真っただ中とはとても思えない雰囲気があります。
ここで知人がお茶会をした時にお手伝いに行き中をゆっくり拝見させていただいたことがあります。
そんな時、こうした場所でお茶会ができる知人を羨ましく思ったほどでした。

今月号をじっくりと読んで、「三渓園」へ出かけて見てはいかがでしょう。

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レンゲショウマは自分勝手なのかな・・・

2014-08-04 18:00:39 | 徒然日記

8月4日(月)
四国や九州では大雨の被害が出ておりますが、今日も晴れ夏の日差しがいっぱいでした。
今日月曜日はストレッチでスタートです。
いつものように1時間良い汗をかいてまいりました。

      

   秋のような

周りは雲がいっぱいの日でしたが、台風の影響でしょうか?秋のような雲が出ておりました。
やはり天空は穏やかではないようです。

先日一輪だけ咲いた蓮華升麻を載せましたが、6本茎の蕾がそれぞれに咲きました。今が一番きれいな時だと思います。

   
   
   蓮華升麻

蓮華升麻の花は、一定方向を向いて咲かないと聞いておりましたが、今まで1,2本の茎だけでしたから、あまりよく解りませんでした。
しかし、今年はたくさんの茎が立ち上がり、それぞれが蕾を持っておりましたので、言われていることが本当であるということを目の当たりにすることができました。
大方の花は、明るい方(太陽)を向いて咲きますが、この花は違うようです。

我が家の床の間は左側から光が入るようになっておりますが、生けた花が2日目になりますと、どの花もちょっと左に傾いているように見えます。
特に、オカトラノウとかクガイソウなどのように長い花は必ず左を向きますからよく解ります。

山深い木立の中でひっそりと育ち花を咲かせておりますから、あまり光が必要ないのかも知れません。
もう少し経つと、山でも咲き始めますので行って見ようと思います。

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大勢の人を集める祭りの魅力は・・・

2014-08-03 17:02:49 | 日常雑感

8月3日(日)
夏祭り最後の日でししたが、むしむしととした暑い一日でした。
今日も祭り見物に行ってしまいました。

      
   
   鳶職の舞

お正月の出初式などでよく見ますが、真近で初めて「梯子乗」を見ました。
急に始まりましたので、どこを撮ればよいのか定まらないうちに一人が終ってしまいました。

どうやら、それぞれの得意技があるらしく2回演技をすると交代をしておりました。
梯子の上り下りの早い事には只々ビックリです。

   

   鳶職の演技

高いところの苦手な私は、見ているだけでドキドキしてしまうほどで、やはりテレビとは違うな・・・と実感いたしました。

   

   鳶職の華麗な技

昨日は各町内の山車が勢揃いしておりましたが、今日はお神輿が中心に練り歩いておりました。
最近のお神輿は企業のものが多く、それぞれの会社の看板を表に出しておりますので、写真を出せませんが、本来の神事としての祭りから、イベントの祭りへと完全に衣替えしております。

それでも人を集める、集まる事を考えれば仕方のない事かも知れません。

     

   鳶職の力

昨日同様、道の両側の屋台にはたくさんの人たちが群がっておりまして、祭りの目的は達成しているのかも知れません。
今時の祭りは、企業の協力がなければ成り行かないといわれておりますが、昨日の花火しかり、今日の神輿しかりで、各企業の参加が無ければ寂しい祭りになっているかも知れません。

それにしても、あの広い道路が人を避けながらでないと歩けないほどの人が出ておりました。
私も2日間出かけているのですから、お祭りは理屈抜きで人々の心を躍らせ浮かれ出させる何かがあります。

そして、祭りには市内の人ばかりではなく、近郷近在の人々も集まるのですから、企画運営されている方々に感謝しながら、今日も1時間ほどで、祭囃子一色の町の中心から、我が家へと急いで帰りました。

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冷やし中華を食べて、いざ・・・

2014-08-02 18:26:54 | 日常雑感

8月2日(土)
台風の影響なのか快晴の午前中でしたが、少しずつ雲が広がり夕方には今にも降り出しそうな雲行きです。

今日は私の町の夏祭りです。
たくさんの山車や神輿が繰り出してもの凄い人出です。

   

   山車が勢揃い

山車は各町内に保有されているため、多過ぎて動きが取れなくなってしまうので、輪番制でやっているそうです。
それでも凄い数です。

   

   冷やし中華

町中は大賑わいですが、ちょっと外れている我が家は静かそのものです。
あの祭りの喧騒がうそのようです。

今日の昼食は冷やし中華でした。

具をたっぷりと乗せた冷やし中華は食欲をそそります。
お稽古が休みで気分的にのんびりしている時でないと作れませんので、夏休み中はよく作って食べます。
別に食欲がないわけではありませんが、夏には欠かせない昼食です。たっぷりとお酢やポン酢、そしてからしなどで味を調えていただきます。

   

   夏の空

昼食済ませてお祭りの見物に出かけて見ましたが、どこも人人人・・・もの凄い人出です。
お祭りはこれだけの人を集める不思議な力があります。
道路の両側にはずらりと並んだお店には、どこもお客さんでいっぱいです。

出掛けて1時間、そろそろ限界ですので、裏道を通り祭囃子を背中に聞きながら帰って来ました。

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半東という言葉の意味は・・・

2014-08-01 18:09:19 | 茶の湯

8月1日(金)八朔
今日も暑い一日でした。
南の方では台風が二つ並んで日本に向かっているようですが、その影響で九州や沖縄では猛烈な雨になっているようです。

朔日は一日の事ですが、旧暦の8月1日を八朔というそうです。
この頃になると早稲の穂を刈り取り、お世話になっている人へ贈る習慣があり、「田の実の節句」とも言われており、この言葉が「頼み」に転じて、日ごろの恩にお礼をする日になったそうです。

   

   淡交誌8月号

7月の末に届きました淡交の8月号です。
このところの淡交は表紙が手の表情をきれいにとらえたものが続いております。

今月号は「黒田正玄家の歴史と茶道具」という特集を組んでおります。
特集も読みごたえがありますが、「茶をめぐることば」の中で、「半東」ということばの成り立ちを書いております。

私たちは、「半東」という言葉を自然に使っておりますが、「半東」ということばの意味など解らずに、お茶会などでは幾度となく使っております。
何となく聞いておぼろげながら記憶しているのは、禅宗の「飯頭」からの転用だということですが、どうもそうではなさそうです。

この本の中では、東(あるじ)は主を表わす。賓(客)に対して主は東に座るのが中国古来の慣わしだからだ。もちろんこれは、太陽の東から西への運行と呼応する思想である。

この東(あるじ)なる者を助ける茶席の世話人を「半ばの東」と呼ぶことの巧みさ。それを思うと半東は単なる飯頭の当て字を超えて、茶の精神を表わすことになる。(淡交8月号、「茶をめぐることば」より)

「半ばの東」(なかばのあるじ)として、亭主を助け亭主の下等に身を置く精神も茶の心に合致しているように思われます。


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