旧暦で6月は「水無月」。
梅雨時でこんなに「水が有る」のに
「水の無い月」とは、これいかに?
実は旧暦の6月は、
カンカンと日照りの続く真夏でした。
こうした真夏の暑い盛りに
氷室から氷を掘り出して宮中に届けられたのだとか。
今日のように製氷機や冷凍庫のない時代に
真夏の氷は大変な貴重品で、
当然、庶民の口に入るものではなく、
そこで誕生したのが、氷の結晶に似せた、
この「水無月」と呼ばれるお菓子だったそうです。
本日のお菓子は、この「みなづき(水無月)」。
京都の仙太郎御製です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/c0/f6ce96a7e81014ef93e4df4055c8a0df.jpg)
台となる白い部分はういろう。
上に小豆をのせています。
※豆が摩滅(まめつ)につながるからか、魔除けの意味があるそうです。
6月30日に京都の人は、
「夏越の祓い」の神事にちなんで、
このお菓子をいただくそうです。
日本では古くから「大祓い」といって、
年末と6月の晦日に身の罪やけがれを祓う慣習がありました。
701年の「大宝律令」では、宮中行事に定められています。
これまでの半年の無事に感謝しつつ、
残る半年の無事を祈りながら、
私たちもおいしくいただきました。
(S・K)
※金曜からモデムが故障。
更新が遅くなりました。
梅雨時でこんなに「水が有る」のに
「水の無い月」とは、これいかに?
実は旧暦の6月は、
カンカンと日照りの続く真夏でした。
こうした真夏の暑い盛りに
氷室から氷を掘り出して宮中に届けられたのだとか。
今日のように製氷機や冷凍庫のない時代に
真夏の氷は大変な貴重品で、
当然、庶民の口に入るものではなく、
そこで誕生したのが、氷の結晶に似せた、
この「水無月」と呼ばれるお菓子だったそうです。
本日のお菓子は、この「みなづき(水無月)」。
京都の仙太郎御製です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/c0/f6ce96a7e81014ef93e4df4055c8a0df.jpg)
台となる白い部分はういろう。
上に小豆をのせています。
※豆が摩滅(まめつ)につながるからか、魔除けの意味があるそうです。
6月30日に京都の人は、
「夏越の祓い」の神事にちなんで、
このお菓子をいただくそうです。
日本では古くから「大祓い」といって、
年末と6月の晦日に身の罪やけがれを祓う慣習がありました。
701年の「大宝律令」では、宮中行事に定められています。
これまでの半年の無事に感謝しつつ、
残る半年の無事を祈りながら、
私たちもおいしくいただきました。
(S・K)
※金曜からモデムが故障。
更新が遅くなりました。