今年の初釜の床の間などをご紹介します。
本席の床の間に掛けられたお軸は、
堂々たる「日々」です。
メンバーMさんにお持ちいただきました。
お花は若松と椿。
若松がお正月らしさを感じさせてくれます。
鶴と亀のおめでたいお香合に敷かれている袱紗の柄は、
干支の「羊」の文様です。
寄付の床の間のお軸は、「和敬清寂」。
千利休の茶道の精神・境地を表した語とされ、辞書によると
「主人と客が互いの心を和らげてつつしみ敬い、
静寂ななかで茶室の品々や雰囲気を清浄な状態に保つこと」とあります。
お花は水仙です。
お越しになったお客さまのなかでも話題になったのは、
ヘレンドの干支シリーズ「羊」です。
年女のMさんが記念に購入されたものをお借りしました。
こうした床の間のしつらえなども
一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
(S・K)