この日曜日、8月9日に
東大阪美術センターで「葉月のお茶会」を行いました。
午前中は、いつも成穂会を支えてくださっている
かつてのお仲間や、着付け教室の方々や、
もはや準会員ともいえるOさんをお客さまに、
濃茶と続き薄の席を設けました。
(すみません、濃茶器を飾る前に撮影してしまいました)
午後からは、全くの初心者の方のための体験茶会。
日頃、あまり経験することのない蹲(つくばい)やにじり口、
そして席入りも体験していただきました。
本日のお客さまとの出会いを大切に、
お席を同じくするひとときを共に楽しみたいという気持ちをこめて
お軸は「一期一会」。
お花は宗全籠にムクゲやナデシコなどを生けました。
お香合も夏らしく「鮎」です。
床の間拝見は、
こうした亭主の「もてなしの心」を見ていただくものです。
本日の主菓子は、京都・清閑院御製の「朝顔しぐれ」。
お干菓子はかわいらしい「うちわ」で、
お席を盛り上げました。
お道具では夏らしい平水指が存在感を示してました。
水草も涼しげで、
酷暑のなかのお茶会に一服の涼をもたらしてくれるようです。
お点前の最後には、
袱紗(ふくさ)で作った「蝉」を飾らせていただきました。
待合いのお花はこちらです。
かわいらしい浴衣姿で参加してくださった5歳のお客さまをはじめ、
総勢20人ほどで進めた今回のお茶会も滞りなく終えることができました。
お運びいただきました皆さまには、あらためてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
(S・K)