なつめ、つぼつぼ。

「お茶を気軽に楽しみたい」という仲間でお稽古をし、
お茶会を開いています。いつでも遊びに来てください。

2020年初釜

2020年01月28日 | お茶会したり、旅行に行ったり。

今年の初釜は、久しぶりの東大阪美術センターで。

ここには独立したお茶室があり、

つくばいやにじり口を使っての席入りが体験できます。

 

今年は長板を使ってのお点前。大ぶりなお濃茶器が映えます。

 

床の間のお軸は「室閑茶味清」。

「室閑にして茶味清し」(しつかんにして、ちゃみすがし)と読み、

「茶室の中は静かにして、

 いただく一服のお茶の味の何と清々しいことか」といった意味です。

実際は、お隣の花園ラグビー場でイベントがあったらしく、

賑やかな午前のお席でしたが・・・(笑)。

 

今年は新元号「令和」初の初釜であり、

記念して先生が求められた御銘が「令和」の茶杓も初登場。

(肝心のお茶杓の写真がないです・・・笑)

 

今年も主菓子は、成穂会伝統の「福寿草」(鶴屋八幡御製)です。

お干菓子はあろうことか、すっかり撮り忘れて、

干支「子」と、飴でした(甘春堂御製)。

そして、金沢の辻占も初登場。

中に入っている「占い」がなかなか意味深で、お席も盛り上がりました。

一例をあげると、

 

お楽しみの食事席は、今年も奈良の「さえき」さんにお世話になりました。

 

お待合では、

昨年に続いて今年も、K林さんがお持ちくださった

子の置物が、みなさんをほっこり和ませてくれました。

 

今年の記念品は、ちょっとユニークなもので、

原材料を厳選し、添加物を一切使わないという、

マヨネーズ嫌いのたまご屋さんが作ったというマヨネーズをご用意しました。

 

巷の人手不足と同じく、成穂会の社中も昔に比べて人数が少なくなり、

初釜もいつもギリギリの人数で何とかやっています。

そうしたなか、昨年末には新しいお仲間を一人迎えました。

今年は入会されたばかりのいきなりのお茶会で、

さぞ心細い思いもされたかと思いますが、

来年の初釜では主力メンバーとなって

活躍してくださるだろうと期待しています。

 

そして、いつもいつも感謝に堪えないのは、

かつてお稽古を共にしたOG、OBのみなさんが、

食事席の後片付けなど、本当に面倒な裏方をお手伝いしてくださることです。

本当にありがとうございます。

 

何よりも、こうしていつまでも縁がつながり、

1年に1回でも元気なお顔を見せていただけることが嬉しいです。

A川さん、T郷さん、I江さん、T下さん、そしてM地さん、

ありがとうございました!

 

また、最近はずっと着付け教室の方にもお手伝いいただき、

こうした応援なくして、私たちのお茶会は成立しなくなりました。

ここに深く感謝申し上げます。

 

(S・K)

コメント (2)
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