9月最後のお稽古。
本当なら10月のお点前ですが、
1ヶ月に1〜2回しかお稽古できないので、
一足早く「中置き」のお点前をお稽古しました。
少し肌寒さを感じる季節に、
風炉(釜)をややお客様の方へ寄せて行うお点前です。
お釜が畳の真ん中にあるので、
水指は左手の狭い空間に置くことになります。
そのため「細水指(ほそみずさし)」という細長い水指を使います。
いつもは借りている教室にあるお道具を使いますが、
私たちが昔、ずっと使っていた細水指を
先生が持ってきてくださいました。
主菓子は「糸菊」(松葉屋御製)。
ピンクのかわいらしいお菓子でした。
そして、お抹茶も今回は初めての「松の嶺」。
お詰めは三丘園さんです。
教室ではそろそろ初釜の相談が始まりました。
コロナがどうなるか、まだまだわからないので、
来年も社中のみで行うかという話になっています。
毎年、初釜に顔を出してくださっていた
古い仲間たちに会えないのは寂しく、残念ですが、
再来年こそは、みんなが笑顔でお会いできたらいいなと思います。
(S・K)