先日3月13日に、社中有志で
朝日新聞チャリティー各流合同茶会に行ってきました。
久しぶりでした。
まずは、お武家さんを流祖とするお席を体験させていただきたいと、
古小石州流さんのお席へ。
千利休を祖とする三千家と違って、
武家から発祥した流派はあまりに所作が違うので、
見ていても、とても楽しいです。
一番よくわかるのは、袱紗(ふくさ)を左にではなく、
右につけることでしょうか。
これは左に帯刀するからだと聞いたことがありますが、
今回、ちょっと検索してみたら
「基本的に袱紗は右手で扱うものなので、
普通は右につけるところを、
宗旦が左利きで左腰につけたので、
その末裔である千家流では左腰に袱紗をつけるようになった」
という説を見つけました。真偽は定かではありません。
お棚が変わっていて楽しかったですね。リバーシブル仕様だそうです。
水指は、楽焼旦入のお作です。
お茶碗も珍しいものを見せていただきました。
一番手前のお茶椀は半七作の「乾山写春草」ですが、
スミレなどの絵の描かれたかわいらしいお茶碗でした。
お香合は御菩薩仁清写「誰が袖」。
内側の朱も鮮やかでした。
お茶器は、内側の蒔絵の見事だったこと。
お抹茶の美しい緑色に映えていました。
お菓子は、末広御製の「花衣」です。
もう一席は、なかなかうかがう機会のない煎茶道を拝見しようと、
花月菴流さんのお席へ。
次の機会にレポートを紹介します。
今夜は、布施でお稽古です。
では、また。
(S・K)
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