(松の内も明けましたが)
あけましておめでとうございます。
本年も成穂会ならびに本ブログ「なつめ、つぼつぼ」を
よろしくお願いいたします。
この1月8日、おだやかな天候のなか、初釜を開きました。
(待合のお床飾り)
個人的にも大好きな「円相(円窓)」。
この言葉には深い意味があるんです。
結び柳を低く活けるのは珍しいですが、
柳の「◯」と円相の「◯」のバランスがとてもいいなぁと思いました。
お席の床飾りはこちら。
「日々是好日」という言葉がありますが、
このお軸の「日々」にあわせて、お茶杓の御銘が「好日」でした。
お茶の世界にはこういう「遊び」があるんですね。
今年は長板に皆具を使ってのお点前でしたが、
蓋置だけは三ッ兎に替えました。
社中のM地(夫)さんが年男で、
干支のものをたくさん持ち出してくださいました。
お席にはぴょんぴょん、かわいいうさぎたちがいっぱい。
楽しいお席になりました。
お客様のKさんが、新調したばかりの兎の着物(あわせて帯と帯締めも)をお召しになって
ご参加くださったのも嬉しいことでした。
玄関の飾りは、年女だという着付け教室のKさんが持ち出してくださったもの。
それにしても、卯年の方が羨ましい。
集めても楽しい、かわいいキャラクターですものね、
という話でお席も盛り上がりました。
お楽しみの食事は、今年も料亭「さえき」さんのお弁当。
一つひとつが丁寧に作られていて、今年もおいしくいただきました。
お席の主菓子は今年も「偉大なるマンネリ」で、
前のN先生から継承した「福寿草」(鶴屋八幡御製)です。
コロナの第八波が押し寄せるなかでの開催でしたので、
お濃茶席はお一人ずつに立てる「各服点」とし、
お菓子も縁高(ふちだか)ではなく、銘々皿でお出ししました。
水屋でも全てのお茶碗の熱湯消毒など細心の注意を払いました。
来年は通常のお席に戻れるといいなと願っています。
今年の記念品は、さぬき和三盆のお干菓子(ばいこう堂御製)です。
マスクありの画像でご来席のみなさんもご紹介いたします。
M地さんの妹さんと姪御さんをお迎えした1席目。
やはりお若いお嬢さんがいらっしゃると席もぱっと華やぎます。
そして、もうお稽古に来ていたのがン十年前だというI江さん、
今年もお運びいただきました。
T郷さんとT下さんとの3人からのおいしい贈り物もありがとうございました。
来年はまた「3人娘」で揃って、お顔を見せてくださったら嬉しいな。
いつもありがとうございます。
いつも素敵なお召し物でご来席くださる着付け教室のみなさん。
それぞれのお召し物のお話を伺うだけでも楽しいお席でした。
そして最後に成穂会の社中です。
今年も参加できなかったOさんを含めて総勢7名。
私たちは現在、サークル形式で表千家のお茶を学んでいます。
れっきとした教授の免許を取得されているY先生のもと、
和気藹々と楽しく学んでいます。
「若い時にちょっとお茶を習っていたことがあるんだけど・・・」
「今さら、正式な教室に入るのは敷居が高い・・・」
という方はぜひ、気楽にお茶を再開しませんか。
詳細はこちらをご覧ください。
https://blog.goo.ne.jp/seihokai/c/128861e1c36f02dca560f9b1b6299a2d
お稽古代もとてもリーズナブルな会費制になっています。
https://blog.goo.ne.jp/seihokai/c/8b3fa28498764285908f8b70f92f7543
ワンコイン(500円)でお茶とお菓子を楽しんでいただく
ご見学も受け付けています。
ご興味のある方はどうぞ、コメント欄でお知らせください。
(S・K)
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