さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

可愛い可愛いマルはじじいとばばの孫娘

2014-02-22 | 日記


 でも、その盲愛で可愛いマルの命を縮めてしまいました。じじいとばばちゃんは悔やんでも悔やんでも悔やみ切れない過ちで可愛いマルをわずか7年の短い命で星空に旅立たせてしまったのです。

 原因はこれです。


 そしてこれです。台所でばばちゃんの調理の音が聞こえるとマルはとんでいってお行儀よくお座りして待つのです。ばばちゃんからおいしいお肉がもらえるからです。


 ワンの先祖はオオカミだと言われています。集団で狩りをして暮らすオオカミは一頭のボスのオオカミを頂点にした厳しい序列があって、集団で狩りをした獲物は平等に食べられるのではなく序列の上のものが食べてる時は序列の下のものは食べたいふりさえ見せないと言われています。それがオオカミの本来持っている習性だと聞いています。

 だから盲導犬や介護犬は飼い主が食事をしているときでもおとなしく伏せをして待つしつけが出来るんだと思います。それは可愛そうなことではなくてワン本来の習性なんだと思います。

 それを知識として知っていたのに、じじいとばばちゃんは盲愛に目がくらんで食卓を一緒にすることが愛情だと思い込んでしまったのです。

 ワンは人間ではありません。食事を管理されてないワンは与えられたものは限りなく食べてしまいます。たとえワンにおいしくてもワンの害になるものでも限りなく食べてしまいます。ワンは人間の孫娘ではありません。オオカミを先祖にもつワンです。ワンに適した食事があったのにバカな爺とばばちゃんでした。

 ワンをきちんと飼っていらっしゃる方は食事の管理を厳しくなさって決して一緒に食卓を囲むようなことはなさいません。それが本当のワンへの愛情だったのです。

 盲愛に目がくらんだじじとばばちゃんはそれが出来ませんでした。だから若犬の頃スタイルのよかったマルは五歳の頃から足取りが重くなって愛犬仲間の間では肥満犬で名が通っていました。

 そして七歳の秋、わんにゃんクリニックの先生の懸命の治療にもかかわらず病名もはっきりしないままついに昼間は入院して治療を受け、夜は家に帰るような生活をするようになってしまったのです。そして5日目の夜マルはじじいが目を離した隙にじじいの脇の自分の布団の上で静かに星空に旅立ってしまったのです。

 原因はじじいとばばちゃんの盲愛による食事管理のミスのよる肥満だったと思っています。

 悔やんでも悔やんでも悔やみ切れません。もし正しい愛情で正しい食事管理をしていたなら、マルは確実に今も私の散歩を一緒して楽しんでくれたと思うとほんとに悲しく悔しいです。本当にマルごめんなさい。

 いつかおまえと虹の橋のたもとから虹の橋を渡る日を楽しみにしています。そのときしっかりと愛撫しておまえに詫びたいと思っています。それまでほかのワンちゃんと楽しく遊んでいて待っていてちょうだい、可愛いマルちゃんそのうちに。 

若犬の日々の命が輝いて

2014-02-21 | 日記
 若犬の1年は人間なら5年くらいに当たるんでしょうか。人間の20歳から25歳頃の青年前期のような気がします。すべてが新しく、すべてが楽しくて輝くような日々でした。


 「爺ちゃんどうして来ないの」
 
マルは30cmも積もった雪が楽しくてたまりません。走り回りながら爺を見ています
 
「爺ちゃんはもう歳で歩くスキーを履く元気がないんだよ、楽しんで遊んでおいで」


 春爛漫といいますけど、梅も桜も・・タンポポもスミレも美しく咲いてまるはルンルンです。


 
初夏、圃場の緑も濃くなって遠くの飯豊連峰の残雪が輝いています


 
夏の水辺はマルが大好きです


 エリーも大好きだった鍋沼のきれいな水でマルも楽しく泳ぎました


 
鍋沼に行く道々に咲く山百合の花がきれいでした


輝くような稔りの秋の圃場です。10月21日がマルの誕生日で、まもなくマルは二歳になるんです。

澄みきった圃場の秋のマルとじじ

2014-02-20 | 日記


 マルは一歳になりました。こんなにたくましく、こんなに賢そうに、こんなに凛々しいマルになりました。

 ペットショップの片隅にうち捨てられたようなゲージの中でふるえていたマルでしたけど家の家族になって1年たちました。



 
そしてそのマルがこんなに立派なワンちゃんになりました







ごめんねマル、ごめんね

2014-02-19 | 日記


でもそうしなかったらうちの家族にはなれないんだよ、ごめんねマル




 9月、マルは生後11ヶ月になりました。なじみのわんにゃんクリニックの先生に避妊手術してもらいました。じじもばばちゃんも辛く悲しかったんですよ。でもごめんねマル。

 
でも10日ほどで元通り元気になりました

誰もいぬ静かな夏の川辺です

2014-02-18 | 日記


母ガモとマルのおもしろいショーを見たんですよ。偽傷というんでしょうね。



 マルがいつものように水泳ぎを楽しんでいると、突然1羽のカルガモがマルの目の前5mくらいのところにばしゃんと飛び降りてきたんです、そしてマルの気を引くように片方の羽根を激しくばたつかせて川下の方に泳いでいくんです。傷ついた鳥のように見せつけてマルを誘ったんですね。

 アホなマルは気を引かれて追いかけました。もう少しでマルにつかまりそうになりながらマルを100m近く川下に誘い、マルが疲れ果てたとみるとさっと飛び上がって川上の方へ飛んでいきました。

 マルもじじいも気がつきませんでしたけど、多分マルの泳いでいる近くの草むらにカルガモの雛が隠れていたんでしょうね。

 鴨の母鳥は危険だと感じて傷ついた鳥のまねをしてマルを誘い安全だと思ったところでさっと飛び去ったんでしょうね。本能ではあるんでしょうけど賢く尊い母鴨の行動に感動しました。

 それに引き替えアホなマルはそれからは鴨の姿を見ると恐れて決して近寄らなくなりました。いい勉強になりました。

 偽傷って聞いたことはあるんですけど見たのは初めてでした。