さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

アジサイのきれいな梅雨の季節です

2014-02-17 | 日記


マルは生後9ヶ月の若犬になりました。ミックス犬ですけど温和な賢いマルでした。



  この頃マルは新しい遊びを覚えました。「持ってこい」という遊びです。狩猟犬じゃないんですからこんなしつけは必要ないんですけど、いつのまにかこの遊びを覚えて楽しむようになりました。ボールを遠くへ投げて「持って来い」というと喜んで走っていって持って来るんです。マルとじじいとの楽しい遊びでした。



 お友達も出来ました。ダルメシアンの雄犬です。名前は「ピンキー」です




 
マルとピンキーは仲良しになっていつも楽しく遊んでいました




 この頃「百一匹ワンちゃん大行進」というアニメ映画がはやっていて、そのワンちゃんがダルメシアンでした。だからピンキーは輝いていました。軽やかでスタイルのいい人なつこいワンちゃんでした。きれいな女の人の愛犬でした。だからじじいもピンキーに会うのが楽しみでした。



 若犬になったマルは昼間の遊びに疲れて夜はじじいの寝室で熟睡してました。お寝坊さんでじじいが起きてもじじいの布団の上で寝てました。



 
マルはじじいとばばちゃんの可愛い娘だったんですよ。

鮮やかな初夏の緑の村遠く

2014-02-16 | 日記


広い圃場の苗も活着して初夏の村も空もきれいでした


 
マルは生後8ヶ月になりました。娘ですからハーネスは赤い色です。可愛いかったです



水泳ぎも得意で大好きでした



 
誰もいない川辺はマルとじじいの一人と一頭だけのの幸せな世界でした



遠い日の懐かしいマルとじじいの思い出です。



さわやかな緑の五月田植え月

2014-02-15 | 日記


 
五月ですマルは生後7ヶ月になりました

 
爽やかな緑の道を散歩するマルです


 
水遊びも大好きでした


マルの7ヶ月は人間なら中学生くらいでしょうか?・・
優しい雄犬リキちゃんのこともちょっと気に掛かります


 マルのおやつは馬刺しのあばら軟骨です。一頭からほんの少ししか取れないんだそうですけど、知り合いの馬刺し屋さんから安く頂いてました。マルは大好きで時間をかけて全部食べてしまいます。


 新緑のなか初々しく育つマルの五月でした
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ポカポカとあったかい日にツクシの坊やは目がさめた

2014-02-14 | 日記



ポカポカト
アッタカイ日ニ
ツクシボウヤハ
目がサメタ

ツクシダレノ子
スギナノ子

  ドテノ土
  ソットアゲテ 
  ツクシノボウヤガ
  ノゾイタラ
  外ハソヨソヨ
  春ノ風

 この詩を知っていらっしゃる方はもう少ないと思います。楽しく暖かい春の訪れの詩ですね。80年も昔私が小学校1年の時「小学校國語讀本 巻二」でお習いした詩です。
 私は春が近づいてくると自然と口に浮かんでくる楽しい詩です。カタカナで旧仮名遣いで書かれていました。だからボウヤは「バウヤ」と表記されていました。
 マルの思い出の写真を探しているときに「川辺のツクシ」の写真を見つけてこの詩を思い出しました。

 マルの話しに帰ります。

 私が病院を退院して一ヶ月、四月になりました。マルは10月生まれですから生後6ヶ月になり、こんなスタイルのいい可愛いワンちゃんになりました。母犬からもらった垂れ耳と父犬からもらった立ち耳がトレードマークです。ミックス犬のシンボルです。



 散歩道にはタンポポがいっぱい咲いて初めての春の野にマルは嬉しくてルンルン走っていました。



 マルって不思議なワンコで、生後6ヶ月のマルはたいしたしつけもしないのに「伏せ」も「つけ」も「まて」もさっさと覚えて公園や町中などではきちんと左について散歩していましたし、私が止まればお座りして待つようになっていました。

 誰も人のいない野の道では「右だよ」「左だよ」「上だよ」「マテ」「オイデ」・・など必要な指示はみんな覚えてしまってリードは入りませんでした。その上エリーと違って私から遠くへ離れることはしませんでしたから犬笛は必要ありませんでした。

 夜は私の右脇の小さな布団に毛布をかけて一緒に眠っていました。時には私の掛け布団の上に上がって眠っている時もありました。

 マルは本当に手のかからないワンコでした。でもじじとばばちゃんは盲愛のあまり悔やんでも悔やみ切れない扱いをしてしまいマルに本当にすまなかったと思っています。それはあとで書きたいと思います。

暖かい手の温もりが嬉しくて

2014-02-13 | 日記
マルはじじいを思い出してくれました。

 一ヶ月半ぶりに退院して茶の間に座るとマルは見違えるように大きくなっていました。でもマルはばばちゃんの後ろに隠れて出て来ないんです。抱っこしてやろうと手を伸ばすと後ずさりして「ワン」と吠えるのです。



 家に来て一ヶ月間の幼年期のじじいの思い出がマルからすっかり消えてばばちゃんのワンこになっていたんです。

 でも、かまわず近寄って手を触れた瞬間マルは狂ったようにじじいに飛びつき顔をなめました。マルはじじいの手の温もりを覚えていたんですね。

 もう、その日からマルとじいいは散歩を楽しみました。まだ緑の芽吹かない早春三月の圃場から見る磐梯山の残雪がきれいでした。



 待たしておいて呼べば全力で走ってくるマルでした。マルとじじいの日常が帰って来たのです。嬉しい初春の散歩でした。