さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

きのうより今日より明日が

2014-02-12 | 日記

幼犬のマルはすくすく大きくなっていきました


 寒さの吹雪く日はじじいのオーバーコートの中から首だけをだして、寒さのおだやかな日は雪の道を走りながら



 一日一日大きくなって、一ヶ月もするとこんなたくましいワンちゃんになりました。





 ところがなんとじじいは胆管炎が再発して入院してしまったのです。でもマルはばばちゃん独りに可愛がられて、しかもきちんとしつけられてすくすくと大きくなってじじいを待っていてくれました。

心の通い合う朝が楽しくて

2014-02-11 | 日記

 初めての朝のマルは、初めて見る外の世界に戸惑っていましたけど、三日目にもなるともうすっかりじじとばばちゃんの家族でした。ばばちゃんの放したリードをくわえて走り回り、じじのところに持ってきてカメラを見つめました。



 そして一週間目雪が降りました。ワンの本能でしょうか嬉しくてたまりません。大喜びで雪の中を走り廻っていました。嬉しかったでしょうね、一週間前はペットショップの片隅のゲージの中がマルの世界でしたから。

マルの喜ぶ姿をみるじじとばばちゃんの嬉しい朝でした。

おまえは私の家族と抱きしめたとき

2014-02-10 | 日記
 

 
おまえは私の家族となりました。


 「冬の散歩道は限られていますので、レンズを向けるところが見つからなくなってしまいました。しばらくの間思い出のマルの日々を投稿することにしました。」

 やまいが重くなってきてじじいと一緒に寝ていたエリーはトイレに行くといって立ち上がって夜の自分のサークルへ歩んでいって帰ってきませんでした。12年間住みなれた自分のサークルのイヌツゲの下で眠るように安らかに旅立っていたのです。

 エリーが逝く1ヶ月前の写真です。一日一日衰えていくエリーにじじいもばばちゃんも、そしてエリの恋犬レオのお父さんお母さんも心を痛めておりました。


  亡くなった日の朝歩みなれたエリーとの散歩道をじじいは声をあげて泣きながら独りで散歩しました。

 じじもばばちゃんも悲しみうちひしがれ闇の中の虚しいうつろのような日々を送っていました。そして一ヶ月ほど過ぎた頃ついに悲しみに耐えられなくなってエリーのあとをつぐワンちゃんを求めようと二人でペットショップを訪れました。

 でもお店には当時流行のシーズーなどの小型の愛玩犬しかいませんでした。エリーはシベリアンハスキーの大型犬に近い中型犬でした。だから小型の愛玩犬はエリーの跡継ぎにはならないのです。やむなくお店を出ようとしました。

 そのとき、店の片隅に打ち捨てられたようにゲージのなかにしょんぼりとしているわんちゃんが目に入りじじいの心を強く引きつけました。運命ですね。

 聞けば、ペット屋さんの親戚の家で外飼いしていたラブラドールレトリバーがいつのまにか妊娠してしまい3頭の小犬を産んでしまった。雄の子犬の2頭は貰い手があったけれども雌犬のこの小犬は貰い手がなくてこうしているとのことでした。
(当時は小さな愛玩犬は別として一般のワンコは外飼いが普通でした)


 小犬は立ち上がってじじいの顔をみつめました。じじいは小犬をゲージから出してもらってだきしめました。そしてもうこの小犬はもう私の家族だとしっかりと思いました。

 ペットショップのご主人はお代はいらない、もらって頂けるだけで有り難いとおっしゃいました。私は捨て犬のような扱いに不満でしたけど、もうこの小犬はもう私の家族でした。 小犬に必要なゲージや、マットや、リードや、首輪や、おやつや、フードやらを頂いてばばちゃんと小犬とじじいと3人で家に帰りました。

 次の日の朝、小犬は始めてゲージではない外の自然の姿をみました。赤い小さな首輪が可愛かったです。「どうすればいいの爺ちゃん」小犬は戸惑いながらじじいを見つめて問いかけながら立ちすくんでおりました。まるまるとしていましたので「マル」と名前をつけてあげました。 マルの初めての自分の家での朝でした。

美しく心静かに内裏雛

2014-02-08 | 日記


 高貴なお姿お姿と言うんでしょうね。たぶん「六代目佐野次郎左右衛門常永」などとおしゃるお方のお座敷に飾られている内裏雛なんでしょうけど今は糸桜里の湯に出品されて飾られていました。静かで美しい高貴なお姿のおひな様が心にしみいりました。