かなり間が空いてしまいましたがうちのスーパー大工さんの続きです
一階壁まで立ち上げた大工さん
カメラマンの現場監督K 君もあちこち掛け持ちで管理をしているので
翌日、写真を撮ろうと現場に向かうとなんと2階の床組み作業は完了していました。
スーパー大工さんは材料を2階まで一人で上げたうえ、一日で床組みを完成させるようです。
そして1階壁と同じ様に2階の床を作業台にしながら安全に確実に
黙々と立ち上げていきます。
注目するところはチラッと写っている↓の大工さんの作業!
何をしているか分かりますか?
そうです。使う前に、曲がっていないか一本一本確認しているのです
木とは、製材されても成長の過程・日のあたり・節の位置等すべて違う生きた物でいくら製材所で同じ寸法にカットしてもその後微妙に変形することがあるのです
大工さんはそれを曲がっていないか、また今後どのように変形しそうかを1本1本目で通りを見ながら確認し、出来るだけ仕上がりに影響しないように慎重に扱っているのです。
木の良さは、曲がっているからとか節があるから不良品というのではなく、その木に合わせて適材適所、上手に使ってあげることで能力をフルに発揮するのです。
木の説明をしている間に2階の天井も終わり
屋根組みです。
上の斜め材を屋根たるきと言いますが、在来木造では普通45×45角、大きくても45×90の寸法の物を使いますが
ツーバイフォーでは、38×140を使います。見るからに丈夫そうです。
木のたわみには、後ろの数字(高さ方向)の大きい方が高強度であることが計算でも実証されています。
45と比べ140もあると、どれだけ強いかあきらかですねー。
そして屋根合板。これも一人で貼ります。
後は、各所に規定数の金物を付けて完成です。
ここのお宅は、斜め壁が有ったり、ロフトがあったりとかなり日数がかかってしまいましたが
それでも3週間ちょっと。30坪程度だと2週間で完成するそうです。
さすがスーパー大工さん!!
外観のフレーミング完成写真は撮り損ねてしまったので完成写真でご勘弁してください。
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有難うございます。