2011年8月15日(月) 今日は、ホライゾンのツアーに参加予定の日。
冬に向けてドライスーツを購入する事にし、シーカヤック仲間であるホライゾンの尾崎さんに相談したところ、『良い在庫があるのでどうですか?』との提案をいただいた。 また、『15日に洞窟ツアーが入りました』との連絡も。
せっかくなので、ドライスーツのサイズのチェックを兼ね、徳島へ出掛ける事にしたのである。
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道の駅に集合し、『せっかくきたのだから、クルマの中でも話をしましょう』という言葉に甘え、私のクルマは道の駅に置いて尾崎さんのクルマの助手席に。 風光明媚な山道を、四方山話を楽しみながら高台へ上がる。
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『うーん、今日も波が入っていますね』 今年は波がなかなか収まらず、洞窟ツアーの実行比率は20%程度なのだとか。
一度、出艇予定地の海岸まで降りてみたが、やはりうねりが入っていて、洞窟ツアーの実施は難しそう。
『今日は、もっと南まで下って、浅川湾でのツアーに変更しましょう。 網代崎に良い磯があるんですよ』
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再びクルマに乗り込み、浅川湾に到着。
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今日の参加者は9名。 ガイドの尾崎さんを含めて総勢10名の大所帯。 シーカヤックを降ろし、道具を準備し、ツーリングに出発だ。
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湾内は穏やかで、水もそこそこきれいである。 タコクラゲもプカプカと浮かんでいる。。
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湾を出ると、抜けの良い景色が眼の前に広がる。 海もきれいでなかなか良いロケーション。
今回、私が借りた艇は、『シーバードカヤック・XP480』 初めて乗ったカヤックであるが、その漕ぎ味の軽さにビックリ!
カートップや日帰りツーリングにピッタリの絶妙のサイズ、軽い漕ぎ味、高いコストパフォーマンス。 『これ、なかなか良いフネですねえ』
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しばらく漕ぎ進み、網代崎手前まで来ると、ウネリが大きくなってきた。 この波の波長とエネルギー。 うん、やはり外洋だ、瀬戸内とは違うなあ。
『ここを回るともっと波が高くなるので、引き返しましょう』
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シーカヤックを浜に引き揚げ、昼休憩に。 各々、お昼ご飯を食べたり、景色を眺めたり、シュノーケリングを楽しんだりと、のんびりまったり。
海中では熱帯魚が見え、島根半島に似た雰囲気であった。
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休憩を終えると、湾内をグルリと回って出発地点に戻ってきた。
シーカヤックと道具を引き揚げ、今日のツーリングはここまで。 『では、ここで解散です』と尾崎さん。 『お疲れさまでしたー!』
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その後、先にツーリングを終えていた、浅川湾でHORIZONの体験ツーリングをしている臨時ガイドの人にも手伝っていただいて一緒に道具を片付け、シーカヤックをトレーラーに積み込み、お別れをした後は、往路と同様、尾崎さんのクルマの助手席で道の駅まで戻る。 近くの温泉で潮抜き。 『ああ、気持ちいいですねえ』
風呂から上がり、ドライスーツを試してみたのだが、サイズは少しきつめである。 『尾崎さん、これ、もうワンサイズ上にしたいんで、残念ですけど注文してもらえますか』 『ええ、いいですよ』
やはり今回は来て良かった。 試着してみないと、サイズって分からないものだなあ。 高価で長く使うドライスーツだから、しっかりと見極めないと。
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『帰りに中華そば、食べて帰りますか?』 『ええ、ぜひ』
今回、尾崎さんに、『おすすめの徳島ラーメンの店ってありますか?』と、事前にメールで問い合わせていたのだ。 『じゃあ、ツーリングの時にでも話しましょう』と返ってきていた。
『私らは、特に徳島ラーメンって食べないんですよ。 というか、あんまり濃すぎるのも好きじゃないし』 『前に来た時は、三八に連れて行ってもらいましたよね。 今回も尾崎さんのお勧めでいいです』
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立ち寄ったお店は、『パイタン亭』
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中華そばと餃子を注文。
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ラーメンは、スープがとても良い香りでとてもおいしい。 『尾崎さん。 ここ、好いですね! 本当に旨い』
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今日のツーリングの写真を眺めつつ、美味いラーメンを堪能。
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尾崎さんはここの常連らしく、食後は、気さくなご主人と奥さんとの会話に私も混ぜていただき、しばし楽しい四方山話。
『尾崎さん。 ごちそうさまでした』 『じゃあ、気をつけて』
ドライスーツ買い出しを兼ねた徳島遠征。 洞窟ツアーは実現しなかったが、ドライスーツのサイズチェックができ、風が吹いていた事でツアーが変更になって初めて浅川湾を漕ぎ、また久し振りに話をし、おいしい中華そば屋さんも知る事ができて、なかなか良い旅になった。
さあ、次はどこ行こう?