あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 絶景_島根半島ブルーに恵まれた印象派キャンプツーリング

2013年11月03日 | 旅するシーカヤック
2013年11月2日(土) この週末は3連休のようだが、俺の勤める会社は普段通りの土日休み。 それでも待ちに待った週末である。 しっかり楽しみたいものだ。
金曜日の夜の時点では、地元倉橋島でのキャンプツーリングを計画していたのだが、土曜日の朝起きて天気予報をチェックすると、日本海側が晴れで穏やかな予報。

妻に、『今日、予定を変更して島根半島に行く事にしたから』 『どこで泊まるん?』 『いつもの浜でキャンプするよ』
『じゃあ、行ってくる!』と朝6時に家を出発。

三次辺りでは、霧、霧、霧。

車の外気温計は、5℃を示している。

いやあ、もう晩秋の雰囲気だなあ。

***

中国山地を越えて、日本海へ。

天気予報通り、雲一つない秋晴れの島根半島。

お気に入りの浜で出発の準備。

シーカヤックを浜に降ろし、安全装備と軽食を積み、ドライスーツを着用すると、準備完了。

朝6時に家を出て、10時過ぎには漕ぎ出せるのである。 『島根半島、近いなあ!』

風もなく、穏やかな日本海。 絶好のツーリング日和である。

妻にメールすると、呉は曇りなのだとか。 倉橋島キャンプツーリングから急遽、島根半島キャンプツーリングに変更したのは良い判断だったなあ!

島根半島ブルー!

『いやあ、今日のツーリングは素晴らしい』





見つけた洞窟は、反対側につながっておりシーカヤックなら抜けられそうな大きさなのだが、今日は前年ながらうねりが入って荒れており、通過するのは次回の楽しみに。




漕いでいるとお腹が減ってきたので、休憩予定の浜へ。

ここの湾内は水深が浅くて砂地であることに加え、水の透明度が高いので、まるで沖縄の海の様である。

上陸!

『こんな綺麗な浜はなかなか無いよなあ。 素晴らしい』

シーカヤックを浜にあげ、お茶とおむすびで簡単お昼ご飯。

この美しい海の景色が、なによりのオカズである。

***

おむすびを食べ、しばし絶景の島根半島を眺めて休憩。

『ようし、そろそろ出発するか』

少し雲は出てきたものの、島根半島ブルーはまだまだ美しい。

結局、今日は3時間弱ほど久し振りの島根半島をたっぷりと楽しんだ。

『いやあ、最高のツーリングやったなあ』


***

シーカヤックをカートップし、カヤックと道具、ドライスーツを潮抜きすると、いつもの浜へ。

テントを張ると、松江市内へ。

いつもの店で買い出しを済ませ、温泉で自分自身の潮抜き。 『あー、気持ちええなあ』

テントを張った浜に戻る。

ふと海を見ると、一艘のシーカヤックが。

やっぱ、シーカヤックって画になるなあ。 美しい!

ここからは、待ちに待ったビールの時間である。

今日は、いつものスーパーで刺身を買い込んで来た。 島根産のイカと甘エビである。

ビールは、久し振りに『銀河高原ビール』

『プシュッ』 『トクトクトクトク』 濾過していない銀河高原ビールの旨そうな事!
『いただきます』 『グビッ グビッ グビリ』 『プハーッ 最高や!』


綺麗な海をたっぷりと堪能し、温泉でのんびりまったりして、冷えたビールと地物の刺身。 これぞ、キャンプツーリングの醍醐味である。

そして、島根半島キャンプでは欠かせない割り子そば。

いやあ、ほんまにええ一日やったなあ。

***

2013年11月3日(日) 朝起きると、いつものように天気予報をチェック。 松江でも、今日は雨が降るらしい。
まだここでは雨は落ちていないが、湿度も高く雨の予感。

まだ暗いうちから起き出して、ヘッドランプを点けて朝ご飯の準備。
今朝は、昨日の晩ご飯のお菜として買っておいたのだが、刺身と割り子蕎麦でお腹が一杯になったので残しておいたおでんである。
少し涼しい朝に、温かいおでん。 これもええなあ。

食事を終え、コーヒーを飲むと、道具を片付ける。

幸いまだ雨が落ち始めていないので、朝のお散歩ツーリングを楽しむ事に。

今日は千酌湾をグルリと廻ってみようか。



残念ながら曇り空ではあるが、海の透明度は抜群である。

島根半島らしい景色も楽しめる。

漁師さんも、栄螺漁のようだ。

いったん、北浦まで漕ぎ進み、

ここからUターンして、今度は再び北へ。

遠くに、気になる小島が見える。

その小島に近寄っていくと、近くに居た船から『どこから来たん?』と声を掛けられた。

『おはようございます。 ちょっと千酌から漕ぎ出して、いったん北浦まで行き、千酌湾を一周しようかと思うて』
『そうね。 この島の松は、もう300年位になる』

『そうなんですか。 それにしても好い景色ですね。 晴れていたら最高なんでしょうね』
『ほうよ。 じゃあ、あんたも気をつけて』 『はい、ありがとうございます』

ほんと、絶景である。

今度は晴れの日に、ゆっくり漕いで楽しみたいものである。
結局今朝は、1時間ちょっとのお散歩ツーリング。

海から上がると、雨が落ち始めた。 『おー、ラッキー! こりゃあ、ええタイミングで漕げたなあ』

帰りには、いつものように佐白温泉へ。

ヌルリとするアルカリ温泉で体を癒し、お気に入りのレストランでお昼ご飯。

『定食と玉子でお願いします』

『いただきます』 この定食が絶品である。 玉子掛けご飯もおいしいな。

この定食が、なんと700円。 玉子追加しても750円である。 驚きのコストパフォーマンス。
野菜が美味しく、ご飯がおいしく、玉子も絶品。 もちろんメインの魚も最高だ。 文句なしの絶品日替わり定食である。

『ごちそうさまでした!』 温泉も激安の300円。 玉子追加の定食が750円。 佐白温泉は、涙ものの大満足。

***

温泉を出る頃には本格的な雨に。
土曜日は、絶景の島根半島をタップリ楽しみ、今日も朝のお散歩ツーリングとお気に入りの温泉&ランチを堪能した。
『いやあ、最高の週末だった! さて、来週はどこ行こう?』

***

最近お気に入りの動画。 ゆず『守ってあげたい

俺は、なによりも大切なものを、本当に守れているのだろうか。。。

***

今日は、少し早めに仕事を上がり、檀密主演の『甘い鞭』を映画館で観てきた。

『いやあ、凄まじい映画。 インパクトのある映画であったなあ!』

決して万人向きではないが、いろいろな意味でインパクトのある、そして檀密の本当の凄さを実感した映画であった。
この映画は、檀密しかできないだろうな。

決してハァハァするどころではなく、本当に引き込まれ、そして後を引く、凄まじい映画である。

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