あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 晩秋の中国山地で紅葉堪能キャンプ_島根県民の森・もりのす

2014年11月23日 | 旅するシーカヤック
2014年11月22日(土) 欧州出張、尺取り虫瀬戸内横断旅と、忙しい週末が続いたので、この週末は久し振りに近場でキャンプ。
お気に入りのキャンプ場を妻と訪れ、晩秋の紅葉を楽しみながら、のんびりまったり過ごそうという企画である。

土曜日の朝起きると、キャンプの準備をして出発である。
今日の目的地は、島根県民の森キャンプ場。 今は、ホテル”もりのす”の管理になっているようだ。

お昼ご飯は、一福。

出雲蕎麦がおいしいお店である。

妻は舞茸天蕎麦。 俺は、”出雲おろち大根”を使用しているという”出雲おろち蕎麦”。
大根の辛みが、何とも言えず旨いのである。 『ごちそうさまでした!』

食後は、近くにあるスキー場を散策。

もう、人工降雪機で雪が準備されつつあった。 『ああ、もうすぐ冬なんだなあ』

妻が、『この近くに、しめ縄の展示をする場所ができたんだって。 この前テレビで見たよ』というので、早速ネットで調べて訪問してみた。
『大しめなわ創作館』

入場無料で、様々なしめ縄が見学できる。

奥には、巨大なしめ縄をつくる作業場が。


しめなわ創作館の後は、近くで紅葉鑑賞。

『あー、ここはきれいだねえ』


***

その後、温泉に入り、買い出しをしてキャンプ場へ。

ここ、島根県民の森キャンプ場は、子供達が小さい頃に良く通ったキャンプ場。

晩秋だが、ここでもまだ紅葉が楽しめる。

川沿いに、素晴らしく美しい紅葉を見せてくれる樹が。 『これは本当に奇麗だねえ』

キャンプ場の隅っこにも、これまた奇麗な紅葉。

バルビゾン系印象派ブロガーを目指す俺としては、嬉しい限りの景色である。

***

午後3時過ぎにキャンプ場の受付へ。
『今日、他のお客さんはどうですか?』と聞いてみると、受付のお兄さんは笑いながら『はい、他には居られませんよ』
『おお、今日は貸し切りだあ!』と妻と喜ぶ。
晩秋の最高の季節でかつ三連休なので、他にもお客さんが居られるのではないかと思っていたのだが、ラッキーな事に今日は貸し切りである!
この静かなお気に入りのキャンプ場が貸し切りだ。

キャンプサイトに移動し、テントを張り、テーブルと椅子をセットして準備完了。

クーラーボックスからビールを取り出し、まずは乾杯。

『グビ、グビ、グビリ。 ああ、美味い!』 自然の中で、のんびりまったりと飲むビールは最高である。

キャンプ用の椅子は、二十数年ものの”ガタバウトチェア”。

クーラーボックスは、これまた二十数年ものの”コールマン、スチールベルト”。


森を眺め、

空を眺め、

息子がメキシコでお気に入りになったという、テキーラをグビリ。


***

日が傾くと、夕食の準備。

今日は鍋。 地元のスーパーで、島根沖で獲れたというタラを買い込んできた。

その他、舞茸やヒラタケも仕入れており、たっぷりキノコのタラ鍋である。

久し振りにスノーピークの焚き火台も引っ張りだしてきて、晩秋のキャンプ場で焚き火を楽しむ。

『ああ、やっぱり火があると暖かいねえ』

途中からはワイン。

先日の尺取り虫横断旅を姫路で終えた後、バタフライカヤックスさんに立ち寄ったとき、尺取り虫旅ゴールのお祝いとしていただいたワインである。

焚き火を眺めながらワインを飲み、空を眺め、静かな夜をしみじみと味わう。


***

2014年11月23日(日) 朝5時。 いつものように目が覚める。
まだ外は暗い。 気温はそれほど低くないようで、それほど寒さは感じない。

6時になるとテントから這い出し、焚き火に着火。

明るくなっていく景色を眺めながら、朝のコーヒーをゆっくりと楽しむ。


朝食は、昨日の鍋の残りにうどんを投入。

これがまた、しみじみと旨いのである。 『ハフハフ、ズルリ』 『ああ、体の中から暖まるなあ』

食後は、エスビットポケットストーブを取り出してお湯を沸かし、コーヒーを飲む。

***

『じゃあ、今日は温泉に入ってから家に帰ろうか。 ゆっくり片付けよう』

道具を片付けてクルマにパッキングし、受付に鍵を戻して、しばし朝のキャンプ場散策を楽しむ。

ちょうど紅葉の樹々に朝日が射し始めたグッドタイミング。

今日も天気は良さそうである。

この紅葉は本当に奇麗だなあ。 また来年も来たいものだ。

晩秋のキャンプ場を妻と二人で独り占めして、焚き火にあたりながら、のんびりまったり、静かな夜を堪能することができた。

『本当に良いキャンプ場だ!』

またまた、最高の週末を過ごす事ができた。 『さあ、来週はどこ行こう?』

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