2022年5月21日(土) 今日は、前から続けている地元の施設での夏のシーカヤック教室初日。
このシーカヤック教室は2007年7月21日に開始し、関係者の皆さんの協力やご支援をいただきながら、徐々に活動内容も進化させつつ継続させていただいている、俺にとってのライフワークの一つ。
リンク →
瀬戸内シーカヤック日記: シーカヤックが結ぶ縁_心に残る海の日
***
今年は、昨年や一昨年同様、感染対策には最大限留意しながら、シーカヤック部の部員以外の子供達やシーカヤック部活動に関わりのない職員さん達にも、海でのシーカヤックの楽しさを経験していただく機会を増やそうということで、活動開始時期を例年より早めるとともに、体験会も開催することになった。
初日となる今日は、部員以外の子供達や職員さん達の体験会を実施する。

いつもの部活動よりも参加人数が多くなると聞いているので、自宅からタンデム艇をカートップして出発。
***
開始時刻となり、集まった子供達や職員さん達と海に漕ぎ出す。
ここに来る途中は風が思ったより強くて心配したのだが、ここではほぼ無風状態で気温も上がり、絶好のシーカヤック体験日和。

今日は、シングル3艇&タンデム3艇で、児童6名&職員さん5名。
ワンセット30分を2回実施し、限られたエリアで、かつ海の上とはいえ感染対策でマスクを着用しての漕ぎではあったがシーカヤックでの海散歩を体験してもらうことができた。
部活動に関わってくださっている職員さん達は、カヤック運搬時や乗艇時の安全確保については指導いただけるようになっているので、俺の一番の役目は安全確保とシーカヤックを楽しんでもらうための声掛け。
常に全体を俯瞰しながら、楽に進める漕ぎ方のコツを伝えたり、疲れた子がいないか目を配ったり、動力船が近づいてきたりしていないかワッチして声を掛けたり、上手く漕げるようになると褒めてあげたり。
***
短い時間ではあったが、初めて経験したという子供達や職員さん達も、最初はなかなか漕げなかったのが、慣れると徐々にスムースに漕げるようになり、最後は笑顔で楽しまれていた。
『シーカヤックはどう、楽しんでますか?』 『はい、とても楽しいですね』
また、これまで何度か活動に参加してくれたことがある女の子は、初めて漕ぐ子供に、パドルを使った曲がり方や止まり方を上手に伝え、教えられた子がちゃんと漕げるようになっていったのは嬉しい限り。
『上手く教えられたねえ。 シーカヤックのインストラクターになれるよ』と言うと、笑顔で『そうですか。 うれしい』と返ってきた。
***
関係者の皆様のご協力をいただきながら、15年以上続けさせていただいている夏のシーカヤック教室。
部活動に参加してくれている子供達は、小学生から中学生、高校生となり、そして卒業していくのであるが、夏のシーカヤック教室や秋のキャンプツーリングを通じて、海を楽しんでいる姿や年々成長していく姿を見させていただくのが、俺の何よりの楽しみである。
『ええ、もう高校3年生になるのか! 早いなあ。 最初にシーカヤック部に参加してくれたのは、小学5年生頃だったよね』 毎年、驚きとともにこのような会話を交わしている。
瀬戸内横断隊を中退した俺なりの、『瀬戸内海洋文化の復興、創造、そして継承』の実践。
ライフワークとして、まだまだ続けさせていただきたいと考えている。
***
家に帰ると、着替えて妻と一緒にバスで呉の街に出る。

今日のお昼ご飯は、俺の行きつけの焼き鳥屋さん、『第一三鳥』
このお店は、入り口で検温と手指消毒が必ずあるので安心して訪れることができるのだ。
毎回頼む、鶏皮の味噌煮と瓶ビール。

まずは妻と乾杯。
味噌煮で飲むビールは、最高である。 特に今日は、午前中子供達とシーカヤックを楽しんだので、ビールは格別な美味さ。
串カツと皮焼き。

鶏肉の串カツは、俺の大好物で、これまた毎回注文する一品。
ささみの天ぷら。

そして今日は、刺身定食を一人前。

これを妻とシェアして食べると、ちょうど良い酒のつまみの量となる。
締めは、雨後の月の三鳥スペシャル。

このお酒は、いつも有る訳ではなく、今年はコロナの影響もあって入荷が遅れていたとのことなので、在庫があるうちに楽しんでおきたいものである。
『ごちそうさまでした。 美味しかったです』 『いつもありがとうございます』
***
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?