インドネシア・ジャワ島中部のジョクジャカルタ付近で、マグンチュード6・3の強い地震があった。死者は三千人以上だという。ジョクジャカルタは、世界遺産の仏教遺跡ボロブドールやヒンズー教遺跡プランバナンがあり、一度訪れたことがある。落ち着いた雰囲気の街という印象がある。これらの遺跡も20世紀になって発見されるまで、その存在は世間から忘れ去られていた。もしかしたら、その昔大地震が発生し、全滅したのかもしれない。
映画「ダ・ヴィンチ・コード」を観てきた。宗教団体からの反発など、多くの話題に事欠かないが、映画(小説)の中で作られたフィクションではないか。そんなに目くじらをたてることもないんじゃ・・・とキリスト教ではない私は思ってしまった。また、仮にキリストに子供がいたとしても、キリストはキリストだと、トム・ハンクス演じるラングドン教授も言っている。同感。
中国で携帯電話の所有者が3億人を超えたという。国民の約4分の1が所有していることになる。固定電話を持たない人にも携帯電話は一挙に普及した。携帯ひとつ取っても、中国市場は膨大だ。この国には、まだまだ多くの可能性がある。
北米トヨタ自動車の元社長秘書の日本人女性が同社の日本人社長からセクハラを受けたとして、トヨタ本社、北米トヨタ、同社長の3者を相手取り懲罰的な賠償を含め総額1億9000万ドル(約215億円)の損害賠償を求める訴えをニューヨーク州地裁に起こした。これにより、同社長は辞任に追い込まれた。この社長にとって、ちょっとしたことだったかもしれないが、その代償は大きい。
「公害の原点」と呼ばれる水俣病が公式確認から50年を迎えた。国はその責任を認めたものの、認定基準を巡って今もなお解決はしていない。戦後、日本が急成長した影に、このような多くの犠牲があったことを私たちは重く受け止めなければならない。