シンガポールで息子家族が住んでいるコンドミニアムには50メートルプールが二つと子供用のプールや用具、ジャグジー、テニスコート、ジム、それに数か所のバーベキュー施設を備えている。一介の会社員なのに、セレブ生活である。おかげで私たちも滞在中はセレブ生活を楽しんだ。地下駐車場には高級車がずらり、シンガポールでの自家用車取得には高額の税金がかかると聞いた。日本で言う大衆車もシンガポールでは一千万円ほどになるらしい。贅沢品と思われる物には多額の税金がかかる。
日本ではあたりまえのように手に入る国産の野菜、シンガポールの市場ではほとんど輸入した野菜だ。日本にいるなら絶対買わないだろうと思う中国産の野菜も多い。もし日本産の野菜が欲しければ、わざわざそれを扱うスーパーに出向かなければならない。しかし、この日本産野菜もシンガポールでは飽和状態だという。なぜか?価格が2,3倍はする日本の野菜、そうそうどんどん売れるものではないからだ。マレーシアやインドネシアの広い土地で安心、安全な野菜を安く作れば売れるだろうに。