スター・トレックのことは以前にも書いた。単にＳＦ映画というだけでなく、ヒューマニティあふれる作品だ。最新作スター・トレックイントゥ・ダークネスを見に行った。３Ｄではないためか客が少なくゆっくりと楽しめた。ここで描く宇宙は今の地球を置き換えたものであり、宇宙間の争いは、正に国と国との争いに他ならない。何がすごいって、前にも書いたと思うが、このＴＶドラマが始まったのは、まだ黒人差別が激しい１９６０年代というから驚きだ。
薄熙来氏の裁判が済南市で行われている。なぜ済南市で？と思っていたら、今日ニュースで知った。混乱を避けるため、あえて関係のない済南市でやっていると。そもそもよくわからない事件だ。中国だから汚職はあるに違いないと思う反面、権力争いも激しいだろうなと思う。どっちにしても小説のストーリーになりそうなほど、ドラマチックな話である。
上海に留学中、授業の合間の休み時間にしばしば先生と雑談をした。９か月の子どもがいる女性の先生に、可能ならもう一人子どもが欲しいか聞いてみた。彼女は何人でも欲しいと答えた。別の同学が、もし産んだら罰金はいくら？と聞いた。金額は忘れたが、都会と農村では金額が違っていて、上海ではびっくりするほどの高額だった。罰金の額が低ければ、多くの人が罰金を払って生むだろうな。農村の場合は、一人目が女の子だったら、もう一人産んでもよいなど、条件が緩くなっている。中国では簡単に戸籍を変えることができず、農村出身者が都会で働く条件は不利である。最近、貧富の差はますます広がっており、深刻な社会問題だ。
中国のレストラン等で従業員のお姉さんを呼ぶ時、昔は「小姐」と言ったが、今では「服??」と言うのが普通になった。 しかし最近上海では女性の従業員を呼ぶ時「美女」と言うのが流行だそうだ。「美女」と呼ばれて怒る人はいないだろうし、それでサービスが向上するなら良いことだ。しかし、私が見る限り、そう呼んでいる人はいなかった。
最近人に会うと「今日も暑いですねぇ」から始まる。上海も暑かったが、こっちも負けていない。昼間エアコンを入れずにがんばっていたが、暑さで疲れが倍増してきたので入れることにした。このところ、図書館などの公的な施設やショッピングセンターで過ごす人も多いと聞く。何かしら工夫すれば、快適に過ごせるな。
