中国語の勉強を兼ねて中国ドラマを見ている。今見ているドラマは残念ながら吹き替えだ。北斉時代のある女官の物語で、初めはただの恋愛ものと思っていたが、後半は彼女の生き方が現代に通じていて、面白くなってきた。もちろんフィクションであるが、この時代に男性に依存して生きていくのではなく、自立した人生を目指す女性の姿を描いていて元気が出てくる。男女共同参画の現代においてさえ、家庭を持った女性は、夫や子供のためにつくすのが当然と考える人は決して少なくないのだから。
?年卡とは年賀状のことである。今年の春節は1月31日だった。上海の同学への年賀状を10日もあれば着くだろうと思い、1月20日に投函した。彼女から昨日受け取りましたとメールが来たのは、2月12日だった。普通ならもっと早かったかもしれないが、春節である。郵便局だってお休みかもしれない。中国だもんな、それくらいで驚くなかれ!
言語はあくまでもコミュニケーションの手段であり、外国語を学ぶことは目的ではない。しかし外国語を学習することで、その国の文化が見えてくる。暖かくなったら、自分で計画して中国大陸を旅してみたい。
Uチューブで台湾で放送されているグルメ番組を発見、出ていたのは私が中国語を習い始めた頃、いっしょのクラスだったあるTV局の元アナウンサーだった。数年前にTV局をやめ、台湾や上海で番組を制作していると聞いていたが、一度新聞で見たきりその後の消息を知らなかった。元気で活躍している姿を見てうれしかった。彼とは親子ほどの年齢差があったが、彼の生き方や考え方などに少なからず影響を受けた。そもそも、このブログを始めたのも彼の言葉「ブログに書くことで自分の考えが整理できるんですよ」に共鳴したからだった。8年前のことである。