先日の夜,突然停電した。我家だけではないかと外に出てみると,隣も消えている。すぐに回復するかと思ったが,なかなか復旧せず,結局1時間ほど不安な気持ちで過ごした。停電すると当たり前だが,何もできない。スマホだけが頼りだ。後でわかったが、カササギが電柱に巣を作ったことが停電の原因だった。カササギは天然記念物に指定されていて,簡単に巣を落とす事ができないらしい。元来生息していた佐賀では減少し,福岡にやってきているという。幸せを呼ぶ鳥と言われているカササギ、停電の犯人とわかっても憎めない。
ずいぶん前に一度行った事がある佐賀県吉野ヶ里。当時とはまるで違って整備されていた。平日なので,子どもたちの姿は少なかったが、天気が良かったので,そこそこ来場者はいた。この時代の人々の楽しみはいったい何だったのだろう?決して楽ではない生きていくのも大変な毎日の生活の中にも幸せを感じる瞬間はあったに違いない。古代人の暮らしに思いを馳せながら、今の幸せをしみじみと感じる瞬間でもあった。
昨日用事があって福岡市内に行った。タピオカミルクティーが飲みたくなったので、博多駅にある春水堂に立ち寄った。ここは少し奥まった所にあるので、比較的客は少なくゆっくりできる。オーダーはQRコードを使う。入って来た客は皆慣れていて少しも慌てる様子はない。こういう事も一般的になったと感じる。そういえば、韓国の地下鉄切符もQRコードの読み取りだったな。