慢性C型肝炎治療のため、昨年7月からインターフェロン投与を開始して、今年6月に約一年間の治療を終えた。治療中、様々な副作用があった。開始当初は、発熱や頭痛に苦しんだし、その後も体がだるく、すっきりしない日が続いた。白血球は1700と正常値の半分以下に、ヘモグロビンもかなり低下し、貧血状態が続いた。
治療が長期にわたることから、精神的にもダメージを受け、副作用の一つであるうつ病?と感じたこともあったが、仕事は通常どおり続けることを自分に課して、がんばってきた。自分だけの力ではなく、家族の協力や医師のはげましがあったからこそ乗りきれたと思う。また治療開始一か月後にはウィルスがマイナスになったことも大きな力となった。
治療を開始するにあたって、インターネットで体験者のブログを探したが、意外に少なく、それなら自分の体験をブログに書き込んで、これから治療を開始する人の一助になればと考えた。しかし、実際に治療を開始して、できるだけ治療のことは考えず普通に生活することが大事だと思うようになった。それ故か、ブログからは遠ざかり、面倒と思うことは一切しなくなった。ほんとうは、それらを面倒と思うこと自体に問題があったのかもしれない。
今後、1か月、3か月、半年後と経過を見ていき、ウィルスが消えたかどうかをチェックしていく。インターフェロン投与後、早い時期にウィルスがマイナスになった場合においては、完治率が高くなる。私の場合、一か月後にはマイナスになっているため、期待しているが、あとは運しだいというところか。