ブルース・リーのことは映画「燃えよドラゴン」でブレイクしたアジアのスターという認識しか持っていなかった。今BSテレビで放映中のドラマ「ブルース・リー物語」を見ている。彼への認識が変わった。もちろんドラマだから脚色されていることは十分承知している。しかし、彼によりカンフーがアメリカ、そして世界に知られるようになったこと、また彼がただ単に強くなりたいという欲望のみではなく、哲学から多くを学び取っていたことを知って感動した。夜考えたことは朝実行する。アメリカで中国人に対する差別がまだ根強い時代である。知れば知るほど引き付けられる人物だ。
ここ数日、仕事関係の新年交換会が続いた。いろいろな方と知り会うことができて楽しい。数分話しただけで、その人となりがおぼろげながらわかる。何事にも誠意を持ってつくすこと。そうすれば、結果はどうであれ必ず相手に伝わるのではないかと思う。
年末も押しせまる頃、毎年我が家の庭に蠟梅(ろうばい)が咲きほこる。それでお正月の花は蠟梅と決めている。部屋中が何とも言えない花の香りにつつまれて幸せ気分になる。春にはまだ少し早いがまさに新春を感じさせる。ここ数年の我が家の慣例となった。
大晦日の朝は雪が積もった。1月1日も引き続き寒波で、寒い元旦であった。朝お雑煮を食べたあと、三社参りに行くことにした。と言っても、近所の三社参りである。徒歩とまではいかなかったが、日頃めったに行くことがない近所の神社へお参りするのも悪くない。