毎年旧暦のお正月である春節には、中国人の友人にメールを送る。いつもならすぐに返信メールが来るのだが、今年は１週間たってもこなかったので、旅行にでも行っているのだろうと思っていた。２，３日前にやっと返信がきて、家族でヨーロッパに行っていたのだという。昨年の夏休みには、やはり家族で京都に行っていた。夫婦とも大学教授で、比較的豊かな暮らしをしているとはいえ、つい最近になって個人海外旅行が解禁となったばかりの中国、まだまだ海外旅行は一般的ではないと思っていたのだが。ＧＮＰは日本を抜き、アメリカに次いで２位となった。中国経済は、私が考えている以上に急速なスピードでつき進んでいるのかもしれない。
今年の春節は２月３日で、その日は節分であった。中国人の友人に新年のあいさつとともに、日本での節分行事などメールで書いた。日本で行われている大方の行事の原点は中国であり、形を変えて韓国、日本へと伝わっている。しかし、中国では文革でさまざまな文化が破壊された。今、中国には全くその姿がないものもある。論語もしかり、韓国や日本が大切に伝えている。
韓国ドラマは中高年の女性に人気だという。私がはまっている韓国ドラマはちょっと違っていて時代劇。チュモン、イルジメ、善徳女王などなど。つい最近、善徳女王６２話、約１年をかけて見終わったばかりである。映像もきれいだし、ストーリーもちょっと雑な面はあるが、ひきつけられる。１年前まだ始まったばかりの頃、ちょうど舞台である韓国慶州へ旅行して、ガイドさんが昨日最終回だったと言っていた。韓国ではＴＶドラマは普通週２回の放映と聞いている。１年かけて見るなんてことはないのかも。韓国の歴史にも興味を持つ今日この頃である。
