先日、ある民族舞踊会の手伝いに行ってきた。スタッフのほとんどが中国人である。まず驚いたのは、スタッフとして手伝いに来ている人たちが、ほとんど家族や知り合いをつれて来ていて、開演前のリハーサルを見ているのである。普通にチケットを買った人たちは、開演時間にならないと入場することができないので、外で並んで待っている。当日は雨模様で、リハや打ち合わせが終わったら、時間前に入場させるかな？と思っていたが、そんなことはなかった。全般的に中国人のスタッフは働かなかった。日本に長く滞在している中国人でさえ、このありさまだ。サービス業では、まだまだ日本人には、到底かなわないだろう。
インターフェロン治療から２ヶ月が過ぎ、体調もほとんど気にならなくなった。何度か口内炎ができたが、それも薬ですぐに治る。注射後の外出もできるようになった。薬を飲むことを時には忘れそうになる。
インターフェロン治療には、３つのことが大事だ。一つ目は治療費、一回の投与と一週間分の薬で約１万２千円、その他月に一回の血液検査等がある。
二つ目は、精神力、体調がよくないと何もしたくない。私の場合も最初の２ヶ月間、投与後２日間は、発熱もあり、ほとんど家で横になっていた。月曜からの仕事はつらい時もあったが、仕事をしなければという強い気持ちを持って臨んだ。医者は、がんばらなくていいといっていたが、この気持ちがなければ、乗り切ることができなかったように思う。
最後の一つは、これが一番大事なことであるが、家族の協力である。この治療を家族に理解してもらい、協力してもらわなければ、自分ひとりでは難しいかもしれない。
以上が、インターフェロン治療開始３ヶ月目に入った私の感想である。
今年８５歳になる私の義父は、何てたってパワフルだ。今も３歳年下の弟と一緒にトルコへ旅行している。数ヶ月前は、ネパールへ出かけ、昨年は南米にも行った。長寿国ニッポン、人生を楽しむ秘訣は自分自身にかかっている。
私の主治医の言葉どおり、８週目以降少し改善してきた。食欲も出てきたし、体も慣れてきたようだ。暑さが峠を越したことも理由の一つだ。このまま、順調に行ってほしいものだ。
今週、医療センターで受診し、血液検査を行った。４週間に一度の受診である。検査の結果は前回とほとんど変わりなく、このままの量で続けていくこととなった。副作用で、体の機能がそうとう低下しているらしく、胃の不快感が続き、特に食後は動けない。食べるのも寝るのも体に負担を感じる。本日８週目の注射をした。先週までは、注射後は相変わらず熱が出て気分が悪かった。２，３日前から少し暑さが和らいだのでちょっと期待している。
