上海空港内の銀行で、日本円を人民元に両替した。レートは0.0692・・・で1万円を元にするなら、692元・・・となる。しかし、手数料50元が差し引かれ、受け取った額は、642・・・元。現地の旅行ガイドは5,000円を330元で両替していたから、その方がお得ということになる。勉強になりました。
少女コミック「花より男子」は、2001年に台湾でTVドラマ「流星花園」と題して制作され、日本でも人気となった。その後日本、韓国、中国本土でも制作された。台湾の「流星花園」は、確かに「花男」を原作としているが、登場人物は大学生であり(Ⅱは社会人)、大人にもファンが多い。今、韓国版がTV放映されているので見ているが、こちらは日本版同様、舞台は高校であり、展開もかなり日本版に似ている。聞くところによると、中国版は、ずいぶんと原作からかけ離れたものになっているらしいが、少なくとも、台湾、韓国、日本は、一つの文化圏として成り立っている。近い将来、中国も加えて一大文化圏となることは間違いないだろう。
お盆休みを利用して中国九賽溝と黄龍へ行ってきた。数年前、NHKTVで紹介されてから、日本ではかなり有名になった世界自然遺産である。四川省の省都、成都から約450km離れた北部に位置する。福岡からは直行便はなく上海経由で成都へ、成都からさらに飛行機で40分ほどで九賽溝黄龍空港にたどり着く。九賽溝黄龍空港は標高3,500mの山頂にあり、そこからバスで山道を下っていく。美しい自然景観に加え、周辺には、中国の少数民族であるチベット族が住む村が点在している。まさに秘境である。
最近のチベット民族紛争の影響で、飛行機のセキュリティは一段と厳しかったが、私が出会ったチベット族の人たちは、とても温和であった。秘境とはいえ、中国人には人気の観光地であり、中国各地からも多くの観光客が訪れるため、それなりに整備されている。宿泊したホテル付近は、日本の温泉街という雰囲気であった。
九州北部では、いまだ梅雨明けしていない。本日8月1日も曇り空である。しかしすでに夏本番、今日は大濠の花火大会である。庭ではセミがけたたましく鳴いている。夏を楽しもうという気にならないのは、お天気のせい?