同じ中国大陸でも上海と北京の印象は大きく違う。北京は日系企業が少なく日本人を含め外国人は上海ほど多くない。外国人にとって北京は暮らしやすいとは言えない。行きも帰りも上海経由だったが、帰りに上海に着いた時には何だかほっとした。帰りの北京空港で手続きしている時、航空会社のお姉さんからビザがないと言われた。15日間まではビザはいらないでしょうと言っても、指で数えて過ぎてると言い張るのだった。結局彼女が数え間違っていて、あなたは間違ってたでしょ?と言ったが、彼女は無言のまま最後まで謝らなかった。こんなことはこの2週間日常茶飯事だったので、もう怒る気も失せていた。
カルフールに行こうと思って双井へ行ったが、地下鉄駅のすぐそばにショッピングセンターやスーパーマーケットがあったので、結局カルフールには行かなかった。ショッピングセンターのビルには衣料品、飲食店の他映画館もあったが人はそれほど多くなかった。地下の飲食店街はお昼時は混んでいたが、3階にある飲食店はお昼時でも比較的すいていた。注文した後「箸はいる?」と聞かれたので「いるよ」と答えたら店員さん「箸とおしぼりセットが1元、併せて25元ね」私「今払うの?」店員「そう」、中国の一般的な食堂では先払いすることが多い。このスープ、ネギやニラ、菊の花、昆布などが薬味として付いてきて、店員さんに「これ入れる?」と聞かれたので、一つずつうなずいていたら、めんどくさくなったのか途中で全部ぶっこまれた。