A whiSper Of memOrieS

☬Murmure de mémoire☬

Urayasu-402

2021-03-19 | Urayasu
「記憶がないと言え」。大臣の官僚に対する積極的記憶喪失の勧め、いや、公然のパワハラ。根っこの芯の繊維の分子まで腐ってる。我が国の国権の最高機関である国会では、こんな笑えない茶番が日々、罷り通っている。私もあなたもそれを鼻で笑うだけでやり過ごす。|コロナ禍がこれほどまでに長引き、嘘吐きが日常茶飯事+やってる感の無能無策の政権下でも、多くの人が日常をしたたかに生きている。自分たちは「他助」で料亭政治を常としてきたのに、奉仕すべき国民の絶望感は歯牙にも掛けない。それでも多くの人は怒りを胸にしまい込み、仕方がないと耐え忍び続ける。|「生きてる価値なんかない。まったく希望の見えないなか、自殺者が増えても仕方がない」|でも、何のために、誰のために、死なねばならないのか。…あまりにも悔し過ぎる。|あと、ゲームのように簡単に死んではいけない。死の軽視、美化、幻想、どれも浸るようなものではない。||BGB:『JR品川駅高輪口』(柳美里著、河出文庫、2021年)☞一字一句読み進めることができずに、飛ばし読みしたが、それでも、読んでいて胸が苦しくなる本。これだけ身体に堪える本もあまりない。でも、同時代を生きている誰かのことを知るための確かな一冊。
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