A whiSper Of memOrieS

☬Murmure de mémoire☬

Katsuura-12

2024-11-10 | Chiba
例文作成:A)景色が与えてくれる名指し難い気持ちをそのまま掬い取る術。B)「読むべき本も読みたい本も増えてきてどうしましょう」なんて言われても困ります。(「そんなん自分でどうにかせんかい!」)C)愛犬に寄り添って寝ている際にお腹を摩ってやると、ひくひくと鼻を鳴らします。D)いま聴きたい新譜が4枚もあることの幸せときたらありませんね。(「ええな。こっちは聴きたい新譜なんて長らくお目にかかってないんじ . . . 本文を読む
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Katsuura-11

2024-11-05 | Chiba
『世界に睨みを利かせる』BGB:楳図かずお著『怪』(秋田書店)、『恐怖』『おろち』(小学館) . . . 本文を読む
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Katsuura-10

2022-10-11 | Chiba
山月奇記(Shangets-Mysterious Tale)②:「十六夜の丑の刻、彼の山頂に生えし幽髪樹(ユウファジュ)に登り、大きく両の腕を拡げ、月を胸いっぱいに抱け。月に我が身を捧げるつもりで。さすればこの世の者でなき何者かに転生したしという御主の宿望はものの見事に成就するであろう。」「…ただし、一度、異の者に変化(げ)したならもう元の姿には戻れぬので覚悟せ。無論、町にも戻れぬし、二度と家族に . . . 本文を読む
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Katsuura-9

2022-10-10 | Chiba
山月奇記(Shangets-Mysterious Tale)①:山頂に見えるのが、幽髪樹(ユウファジュ)じゃ。和語でないのはなぜか、奇怪に思うことだろう。その由来について、わしが爺やから聞いた話をこれからしてやろう。昔、あの山頂には、村民から「異邪の鬼」と呼ばれ、恐れられし者たちが棲んでおった。もとは鬼でも何でもなく、明治時代、南洋から数カ月かけてこの地に漂流し、定着した渡来の漁民じゃった。漁民だ . . . 本文を読む
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Katsuura-8

2019-09-06 | Chiba
花火の火を分け合うた。花火なんて滅多にせえへんから貴重な瞬間やった。/それにしても手ぇは饒舌やな。表情といえば顔のことやけど、手ぇの表情も実に様々や。指関節の動きの巧みさがそれを可能にさせてるんやろな。//BGB:『民主主義』(文部省著、角川文庫、2019年)/BGM:花火。なかでも線香花火に合う音楽なら何かしらありそう。Electronica、あるいはGamelanかな。誰にも頼まれてはいないけ . . . 本文を読む
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Katsuura-7

2017-05-28 | Chiba
簡単に自分にOKを出したり、騙くらかさない習慣をつけたい。心の動きを実際に感じ取れるのは自分だけやから、もうひとりの自分にももっと問うてみたほうがええ。/思いついたことば:自我克制(じがこくせい) . . . 本文を読む
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Katsuura-6

2017-05-27 | Chiba
「得体が知れなくていい。自ら素性を明かして、得体が知れて安心されても、面白くもなんともない。」……賛成。 . . . 本文を読む
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Katsuura-5

2017-05-21 | Chiba
砂浜でのDC。打楽器の音はすれど、人の顔は朧気にしか見えない。自ずと星の多さや波音に意識が向かう。/BGB:諸星大二郎『海神記』 . . . 本文を読む
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Katsuura-4

2015-05-15 | Chiba
中国語に、「班門弄斧」という四字熟語があります。「魯班の家の前で手斧(ちょうな)を振り回す」、つまり、「プロの前で自分の腕前を得意気にひけらかす」という意味。似たような諺に、「関公面前耍大刀(関羽の前で刀を振り回す)」というのがあります。いずれも「身の程知らず」という訳が付きます。/実は今日、無闇に自己評価の高いひとに接し、ついこんな熟語を思い出してしまったのです。その誰かをあげつらうことは生産的 . . . 本文を読む
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Katsuura-3

2015-05-13 | Chiba
「いくらオブラートに包んでも、ダメなものは駄目だ。」/BGM:TKCo.「一路閉暗」『Demo α』(Hitomishiri Record)     . . . 本文を読む
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