1993年に、世田谷美術館で開催された『パラレル・ビジョン‐20世紀美術とアウトサイダー・アート』で、ホロコーストの犠牲者を扱った作品「聖遺物箱」を見て衝撃を受けて以来、クリスチャン・ボルタンスキー(仏)はずっと気になっていた。もうすぐ終わるその回顧展に、漸く行けた。撮影禁止エリアにあったが、「聖遺物箱」も再び見ることができた。/90年代には、ブラザーズ・クエイ「ストリート・オブ・クロコダイル」、 . . . 本文を読む
「Tシャツの英語」/昨日、あるライブハウスに行くと、ロビーでRushの“Test for Echo”ツアーのTシャツを着ている人がいて、つい興奮。日本でRushの、それもツアーTシャツを着た人などほとんど見かけないので、「アメリカでライブ、行ったんすか?」と話しかけたくなったが、変なひとと思われるのが関の山なので、興奮を抑制。/でも、これって典型的な日本人の思考パターン。時々、日本から離れると、こ . . . 本文を読む
「音楽にオリジナリティを求めて」/キリシャラブ『商品』とYackle『FRANK THROW』を聴いてみました。若いアーティストなので、常軌を逸した鳥肌の立つようなことしてくれてるかな、全く触れたことのない音世界を見せてくれるかな、という期待感がありましたが、特になく、残念でした。(因みに、ベテランだからいいとか、若いからダメとかいう偏見はないです。念の為。)/オルタナティブな音楽を作るバンドって . . . 本文を読む