A whiSper Of memOrieS

☬Murmure de mémoire☬

Tokyo-3

2019-01-07 | Tokyo
BGB:『瀧夜叉』(皆川博子著、文春文庫、1998年)//笑っているのか、笑われているのか。しかっているのか、しかられているのか。両方だ。/踊っているのか、踊らされているのか。教えているのか、教えられているのか。両方だ。/生きているのか、生かされているのか。救っているのか、救われているのか。やはり両方。両者は単純に対立しているわけではなく、同時に並存することも多い。//自分では、「~してあげてる」 . . . 本文を読む
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Tokyo-2

2019-01-06 | Tokyo
BGB:『陰陽師 生成り姫』(夢枕獏著、文春文庫、2003年)//あまり自覚がない人もいるかもしれないが、誰しも「外面(そとづら)」と「内面(うちづら)」をもっている。「いつもニコニコしている人」や「いつも難しい顔をしている人」なんていない。当然、「いつもニコニコしている人」も難しい顔をすれば、「いつも難しい顔をしている人」も時には笑う。私たちはその人の「内面」を知らないだけのことだ。他人の表情を . . . 本文を読む
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Tokyo-1

2019-01-05 | Tokyo
偶遇东京。你在此处打工?/見聞メモ:「エゴイズムが世界を席巻し、個人も国家もますます自己中心主義が肥大化している。」「自己礼賛や自国礼賛は胡散臭い。」//BGB:「阿修羅の香り」『狐の剃刀』(赤江瀑著、徳間書店、2007年) . . . 本文を読む
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Urayasu-358

2019-01-02 | Urayasu
2006年1月にスタートしたこのブログも、13年目に入りました。気の向くままに更新してきたからこそ不精な私でも続けてこられたのですが、ふらりと覗きにきてくれる顔の見えない数十人のみなさんの存在が心の支えになってきました。/過去は、残すことで「歴史」になります。このブログも長年続けてきたせいで、雑駁ながらもいつしか「個人史のようなもの」になっています。/みなさんもきっとこれまでに積み重ねてきた多様な . . . 本文を読む
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