もうとっくに観に行った人もおられると思うが、俺もようやく坂本龍一トリビュート展に行けることになった。/教授関連の展覧会は、ワタリウム美術館での「設置音楽展」以来。2017年開催?ずいぶん年月が経ったもんだが、同じ展覧会でもご本人が在世しているのといないのとでは、こっちの気持ちも当然違ってくる。行く以前にすでにかなり偲んでるからな。/久々に平沢進+会人のライブ、プレオーダーしてみた。当選するかどうか . . . 本文を読む
海外から帰ってきて、少し遠ざかっていた日本の政治関連のネットニュースや御用聞きテレビを見てみると、そのどうしようもなさが一層際立って見えた。嘘まみれで自浄能力ゼロの自民党に関するニュースに特に吐き気がする。裏金詭弁党が国民の確定申告について物申すなんてほんま片腹痛い。この期に及んでまだ殿様気取りか。もうこんなニュースは見たくない。日本社会、日本経済のためにも、日本人の幸福度指数回復のためにも、一日 . . . 本文を読む
此人曰「睦月ハ北国へ出張。如月ノ南洋出張モ間近二迫ル。」|中島敦『南洋通信』を携えながら、職務の隙間に異土の街区を彷徨う算段。|異人曰「どんな不思議の町…迷うか…近所散歩すると同じ…細かいの計画……しないよ…それいい考えでしょ…」(…はトランシーバーノイズで)| . . . 本文を読む
東京03の「二人の雰囲気」が秀逸。飯塚氏の脚本、3人の演技のすべてが凄すぎる。何回見ても大笑できる。まだの人はぜひ観てみてください。|早速脱線するが、腹が痛いほど笑える音楽を作るって難儀。音楽ってそういう役割を担ってないからね~、なんてつまらん決めつけをせんでもええ。YMOの『増殖』だってリリース当初は笑えたもんだ。|抱腹絶倒は言い過ぎとしても、笑える音楽は作られないのか。誰か作らないのか。それと . . . 本文を読む
てげー久々にZABADAKの「Harvest Rain」を聴く。やっぱり名曲。「遠い音楽」もそうだったが当時、まずシングルCDで聴き、その後アルバムに移った。いま聴いても、これほど透き通った流行音楽は希少。 日清パワステでライブ観といてよかったバンドのひとつ。今更だが吉良氏の早逝は残念であった。|DTMをやっていると、透き通ったシンプルな音楽の創作が難しくなる。個人的偏見かもしれないが、音のない、 . . . 本文を読む
以前、李沢厚氏の著書を読んでいた時期がある。ふと再び読みたくなってきた。李氏は2021年に亡くなっている。とりあえず、《美的歴程》、《由巫到礼釈礼帰仁》を繙くべし。|阿部安治著『前奏曲集』(隣町出版、2024年)の「言問橋異聞」が染みる。|未熟分野では「孳孳不倦」、熟練分野では「追求卓越」でいく。|偶然、千葉雅也氏の、「あるジャンルにおいて、上手くできない方が強みになる。それに自分なりにどう気づき . . . 本文を読む
「我第一次看Katatonia!会場がたくさんの人はいて手を上げて盛り上がでいましたね❢」(Mr.Lu・中国重金属粉絲?)→拳を上げてと言いたかったんだろうけどご愛敬。|音楽に国境なし。|そういえば、昨年11月のTESTSETのライブでも後方席から韓国語と中国語が聞こえてた。ボーダレスは外交や経済ではリスクを伴うが、文化のボーダレスには垣根がないことを実感する。|あと、嘘吐きどもがいつまでものさば . . . 本文を読む
読書近況。傾向む。|自分の有限のボキャブラリで、世界を聞き做す。それらを糸口に、世界ににじみ寄ろうと試みて、今日も言い止す。|「うっかり」「てっきり」「がっかり」「ぽっかり」「めっきり」「どっきり」」などを繰り返し、自らの誤認・誤解・誤読・誤謬を訂正しながら、ピクセルを上げていく。大規模言語モデルに訊くだけでは他人事になりがちなので、自分を抉るよう心掛ける。| . . . 本文を読む