写真:symmetryの愉楽。中央線に、万歳する熊(或いは大熊猫)を始め、複数の動物の顔が見えてくる。| asymmetryも大好物。||BGB:『データ管理は私たちを幸福にするか? 自己追跡の倫理学』(堀内進之介著、光文社新書、2022年)☞ 興味深い一冊。「第4章 測定されるものは管理される」など、我が意を得たりという部分があり膝を叩く。やたらエビデンス出せ、データ出せというのは管理したいがた . . . 本文を読む
前回から俄か料理ブログのようになっているが、言いっ放しでは気持ち悪いので、後日談を。|一昨日は結局、①石蓴(あおさ)、②白子(しらす)、③山葵菜、④檸檬のペペロンチーノを作った。汁物以外で、石蓴を使った料理は初めて。ベースとなる調味料は、橄欖油(オリーブオイル)、大蒜、鷹の爪、美味しい塩。途中までのプロセスは省くが、ポイントは、パスタを所定の茹で時間より2分早く上げ、水気を切り、その後2分間、フラ . . . 本文を読む
散歩・つぶやき・粘土細工・文章|文章を散歩に譬えれば、脳より率先して動き出す両脚だろうか。散歩中、岐路や三叉路をどっちに進むかを決めるのは脳。たが、私たちは脚の細やかな動きを意識的にコントロールしながら歩いているわけではない。脚は、先験的に勝手にしなやかにバランスよく動く。そして、目線の移動によって見える景色がどんどん変化する。小さな発見があり、思い付きが湧き出し、それを心でつぶやく。つぶやいた単 . . . 本文を読む
最近、googleの日英翻訳機能を使いながら、pluginの販売サイトの担当者と何度かメールでやり取りをしてみた。/すでにこれを使って海外の人とやり取りをしている人には、なんの驚きもないであろうが、私は初めてで、あまりにスムーズにコミュニケーションが取れることに驚いている。こちらが投げかけた技術的質問に、相手から詳細なメールが返ってくると、自分が完璧に英作文を操れるかのような錯覚に陥る。/そこで、 . . . 本文を読む
2018年。窓とカーテンが、顔と髪のように見えることがある。物を擬人化していると、語る言葉が増えてくる。/それらの言葉に意味があるかどうかの判断は、アマチュアであれば自分ですればいい。プロの書き手ならば、売れる売れないがひとつの結果と見做される。もちろん売れない本でも、いい本はいっぱいあるけど。||BGB:「ニャルラトホテプ」『インスマスの影 クトゥルー神話傑作選』(H・P・ラブクラフト著、南條竹 . . . 本文を読む
「音楽にオリジナリティを求めて」/キリシャラブ『商品』とYackle『FRANK THROW』を聴いてみました。若いアーティストなので、常軌を逸した鳥肌の立つようなことしてくれてるかな、全く触れたことのない音世界を見せてくれるかな、という期待感がありましたが、特になく、残念でした。(因みに、ベテランだからいいとか、若いからダメとかいう偏見はないです。念の為。)/オルタナティブな音楽を作るバンドって . . . 本文を読む
言葉のメモ:①党首:党魁。②茶番劇:一場閙劇。③目が節穴:有眼無珠。④フェイクニュース:虚假新聞。⑤出来レース:假赛。/BGB:『待場の読書論』(内田樹著、潮新書、2018年) . . . 本文を読む
立像によって奥深い自然が引き締まり、辺り一帯に神聖さが漂う。明鏡止水の心境というのはこういうことか。/写真撮影は、「瞬間」を永遠に留め置くことができるが、被写体を整えようとする行為でもある。//BGB:『数と音楽~美しさの源への旅』(坂口博樹著、大月書店、2016年) . . . 本文を読む