shetland'A blog

スキーでの靱帯断裂の闘病記から始まって介護問題。今は趣味や日常での楽しみを記録。

イタリア北部のチーズ2

2012年02月24日 | インポート
2012/02/24(金)
日曜日に行ったワインとチーズの会での残り5種類のチーズ。
お皿にきちんと並んでいないけれど、また12時の位置から時計回りに。



1 パルミジャーノ・レッジャーノ(エミリア・ロマーニャ州、加熱圧搾タイプ)
原料は牛乳と前日の乳清。言わずとしれた当国を代表するチーズ。名称はパルマとレッジョ・エミーリアの2つの県名に由来する。熟成期間は最低1年から4年。
パルミジャーノは大根おろしみたいなおろし金でよくすりおろしている。でもこれは食べたときにパルミジャーノとわからなかった。私がいつも美味しいのを食べていなかったからだろう。旨みの多いチーズと思う。

2 カステルマーニョ(ピエモンテ州の3つの村、半加熱・圧搾タイプ)
原料は牛乳。少量の山羊乳、羊乳を加えても良い。熟成に至るまでの複雑な製法とわずかな生産量から、日本はもとより当国のチーズショップでもなかなかお目に書かれない幻のチーズ。
印象がすこぶる薄い。美味しかったと思うのだが、あまり覚えていない。

3 ゴルゴンゾーラ(ロンバルディア州・ピエモンテ州など、青カビタイプ)
原料は牛乳。世界三大ブルーチーズの一つ。タレッジョ同様にストラッキーノチーズ。ドルチェ(口当たり滑らか)とピカンテ(組織のしまった)の2タイプ。現在はドルチェが主流。
青カビタイプは全く受け付けないと思っていたのに、意外に食べられた。独特の臭さもそう感じなかった。

4 マスカルポーネ(ロンバルディア州、フレッシュタイプ)
このチーズを初めて食べたスペインの総監が「マス・ケ・ブエノ!(絶品)」と行ったことに由来する。ディラミスの材料として有名。現在は当国広域で生産する。原料は牛乳。
すごくクリーミーなチーズだった。チーズというより生クリームとヨーグルトの間みたいな感じ。

5 バザイオ(ヴェネト州、青カビタイプ)
原料は羊乳。華やかなブルーチーズでパンテッレリア島で作られるパッシート(陰干しした葡萄からつくる甘口ワイン)用のぶどうの絞り汁と絞りカスにつけこまれ熟成される。
これも青カビなのに大丈夫だった。かなりクリーミーでバターみたいな食感と思った。

もともとチーズが大好物というわけではないので、どれも美味しいけど「感激!」とはならなかった。
でも、食べられないチーズが食べられたというのはやっぱりかなり美味しいチーズなんだろうな。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前十字再建手術後235日目(疲... | トップ | 準指導員合格祝賀 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。