今年は、気温35度をこえる暑い夏の「猛暑」が続いて、やっと11月の終わりから途端に寒くなり、暖かく柔らかい布団の中から抜け出すのがつらい季節、12月となりました。
エアコンのスイッチを入れると、対面に掛っているカレンダーが1枚になり、風にユラユラと動きだし、時の流れの早さを感じ、もう直ぐ正月です。
年末年始は年間の中でも家計の支出が大きく増える時期で、毎年12月はクリスマスや忘年会、帰省費、おせち料理といった特別な出費が重なります。
2024年は物価の上昇が家計を直撃し、特に食べ物全体やエネルギー価格が上昇しており、光熱費の増加が家計の負担となっています。これにより「見えない支出」が増え、計画的な家計管理がますます重要です。
今年7月、20年ぶりに新しくなったお札、千円札の肖像画は野口英世から北里柴三郎に、5千円札は樋口一葉から津田梅子に、1万円札は福沢諭吉から渋沢栄一に変わりましたが、財布に留まらず猛スピードで出て行きます。
年末年始を無理なく乗り切るためには、節約の工夫が大切です。暖かい部屋で毎日の晩酌をやるのは今のうちかも・・・。
物の値上がりで家計の圧迫や、気温の低下でエネルギーの必要な支出をおさえつつも、年末年始を楽しみながら、無理のない年末年始を過ごしましょう。
値段は上がる 気温は下がる