明日はクリスマスイブです。 この頃になると年末年始休暇をあてにした、クラス会などの準備をする人もいると思います。 そこで気になるのが名簿の作成で、個人情報保護法で学校ごとの卒業者名簿が世に出回っていますが、法律で名簿の売買を禁止していませんし、名簿売買業者の存在も違法ではありません。
この法律は、個人情報取扱事業者が個人情報保護法第20条「個人データの安全管理のために必要かつ適切な措置」がなされているはずです。
個人の情報は、本人にとって他人に知られては不都合なことを逆手にとって、高額なバイト料金で人を雇い、家族や個人の情報を手に入れ、逆らわないよう高齢者宅に押し入り金品を強奪させる、いわゆる「闇バイト」が横行し、殺人まで行う事件が報道されました。
犯行が行われれば、周辺の防犯カメラに犯人が映っているかどうかを確かめ、追跡の結果、実行犯の多くは逮捕されています。しかし、犯行の指示役逮捕は難しいとか、おとり捜査が必要のようで、まるで麻薬取り締まりの テレビドラマのような話です。
普段の生活を振り返ってみると、あまり気にしないで暮らしていますが、駅はもちろん、コンビニエンスストア、銀行、郵便局など金融機関や地下街や交差点、エレベータの中など、各所に防犯カメラが設置されています。大きなビル内では監視カメラによって警備室のモニターで出入りを監視し録画しているのです。
エレベータの中など、一人で乗っているからと言って財布を取り出し、お金でも数えようものなら、監視されていることを意識すべきです。画像を撮られるのが嫌でも、関係なく記録されていることを自覚し、あまり変な格好で街の中へ出掛けないようにしなければなりません。
ただ、犯罪に巻き込まれた場合のアリバイとなることも考えられ、防犯カメラで写されることを拒否ばかりしておれないとも思います。「はい・チーズ」などといって記念写真を撮るようなことがありますが、年齢が重なるにつれ、自分の写った映像を見るたびに、ため息が出るようになり、写りたくないなとも思うようになりました。