長崎ぺんぎん日和

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高校サッカーを見に行こう - 県リーグ1部2節 総附グラウンド

2017-04-20 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)
「あ、高校サッカーが見たい」と思ったら、高総体や選手権を待たなくてもわりといつもやっていたりします。

「高円宮杯U-18サッカーリーグ長崎県リーグ」がそれです。

正確には、高校サッカー部以外にクラブチームも参加する大会ですが、V・ファーレン長崎U-18が昨年度プリンスリーグ九州昇格を決め、今年度からそちらを戦うため、事実上高校サッカー部のリーグ戦になっています。そう、ここで優勝すれば、九州への道が拓けるという意味でも注目の舞台です。

今年度の1部リーグの参加チームは、
長崎総附2nd(昨年2位)
国見(昨年3位)
創成館(昨年4位)
鎮西学院(昨年5位)
長崎日大(昨年6位)
諫早商業(昨年7位)
長崎南山(昨年8位)
島原商業(昨年9位)
海星(2部から昇格)
猶興館(2部から昇格)
です。

長崎総附の1stチームはV・ファーレンと同じプリンスリーグです。

今年の高校サッカー(高総体や選手権)では、昨年同様この総附の牙城を崩せるかどうかが1つのポイントでしょう。どのチームがその力を秘めているかを見てみるのも面白いと思います。

各チームそれぞれスタイルがあって、それを見るのも楽しいです👍

1部リーグは4月9日から開幕。毎週のように開催されます。
会場は主に田中町ですが、いろんなグラウンドで行われます。

日程はこちら長崎県サッカー協会


この日私は総附グラウンドで行われた2試合を見に行きました。
総附こと長崎総合科学大学附属高校。元は長崎水族館でした。足を踏み入れるのは子供のとき以来で、感慨深いものがありました(´ω`)

総附グラウンド。ペンギン水族館のお隣。不思議な気分です。

立って見ていたら、総附の生徒さんが椅子をすすめてくださいました。これは嬉しかったです😄
立っているほうが高いので見やすさはあるのですが、立ちっぱなしはやっぱり疲れるもので素直に甘えました。


第1試合は、国見 - 総附2nd。

始まってみると、どちらもロングボールを入れてセカンドボールから攻撃をしたいということで、ボールが頭上を行ったり来たり。これほどロングボールの応酬になる試合は、このカード以外にはないでしょう。上を向いている時間が長く感じました。

前半は総附ペース。単にくさびのパスだけでなく、裏へのボールからセカンドボールをサイドに繋ぎ、えぐる攻撃の連続。このパターンで右サイドバックのクロスを押し込んで先制。

1-0で前半終了。

後半、国見も負けじと押し返します。二度の決定機を迎えますが、総附はゴールキーパー1キム選手がセーブ。

空中戦肉弾戦のゲームは1-0で総附2ndが勝利。連勝を飾りました。




第2試合は、鎮西学院 - 猶興館。

猶興館は平戸市の高校です。私は父の実家が平戸なこともあって場所も知っています。それで少し思い入れがあるので頑張ってほしいと思っています💪



この試合は、先ほどとは真逆といいますか、パスを回してボールを保持したい両チームの戦いでした。

鎮西はよりその傾向が強く、技術のある選手を揃えています。サイドバックを高く上げ、キーパーも含めたセンターバックと中盤の選手のビルドアップから裏を狙って行きます。

猶興館はラインを高くし積極的に前からプレスをかけます。このチームはとにかく、失敗してもいいからチャレンジしようという意志を感じるので気持ちがいいですよ。

ただ、鎮西は巧みに猶興館のプレスをいなしボールを奪われても奪い返しながら高いラインの裏を効果的に突き、前半で4得点。格の違いを見せつけます。

しかし、それでも猶興館はめげたりしません。後半開始から前に前に仕掛けます。やや勢いが落ち着いた鎮西を攻め立て、右サイド裏を取った20番の選手がペナルティエリアでファウルを受け、PKを奪取。これをMF10大坂屋選手が決めて1点を返すことに成功。

このあとは勢いを取り戻した鎮西に2点を追加されますが、猶興館も1点を取って6-2で試合終了。鎮西は連勝です。

両サイドバックが1点ずつを取ったあたり、鎮西のスタイルを象徴している気がします。

猶興館も失点は多いのですが、前に行くスタイルで得点も奪えているので、これからどう戦いを展開していくか注目したいと思います。



これでこの日の試合は終了( ´ω`)
総附さんお邪魔しました。

2試合を終えて連勝は、創成館、総附2nd、鎮西の3チーム。今後どんな展開を見せるのか。

私はまたどこかの試合にお邪魔します。