4月9日、4月10日に高円宮杯JFA U-18サッカー2022長崎県リーグ1部が開幕。
改めて説明しますと、
プレミアリーグ
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プリンスリーグ九州
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長崎県リーグ1部←←ココ
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長崎県リーグ2部A、B
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長崎県地域リーグ各パート
高校年代(2種)のカテゴリーはプレミアリーグを頂点に以上のようになっており、V·ファーレン長崎U-18はプリンスリーグに所属し、その2ndチームが県リーグ1部に所属しています(1stチームと2ndチームは同じカテゴリーに所属出来ない)。
今年は長崎県でプリンスリーグに所属するのはV·ファーレンのみで、県の強豪は県リーグに集まっている状況です。
国見
長崎総科大附
長崎日大
創成館
鎮西学院
長崎南山
V·ファーレン長崎U-18 2nd
佐世保実業
海星
瓊浦
の10チームが今年度の1部。
V·ファーレン2ndからすれば、県の強豪と戦えるのは1stの底上げに繋がる環境ですし、また高体連のチームからすればこのリーグを戦ってレベルを上げながら高総体や選手権でも結果を出したいところ。
さて、4/10、スポーツパークいさはやでの開幕戦第1試合は長崎日大-V·ファーレン2ndのカード。
スタメンとフォーメーション。
V·ファーレン2ndは新1年生が5人先発。21黒瀬、4西村(セレッソU-15)、2大久保(セレッソ西U-15)、14岩本(セレッソ和歌山U-15)、金ヶ瀬(太陽SC)と県外からの選手が多く出場。
日大はV·ファーレンU-15OBの3選手(1福田、6川満、15羽佐古)がスタメン。日大と創成館にはU-15出身選手が多くいます。
さて、前半はV·ファーレン2ndがボールを保持し、日大がカウンターを仕掛ける展開が多かったように思います。
ボールは運べるものの、ペナルティエリア付近でのシュートまでの形がはっきりしないV·ファーレン2nd。一方日大は、攻められている間も右ウイングの11浦嶋が前に攻め残っており、そこにボールを集めてカウンターの形が機能していた前半。
その形が決まったのが22分の先制点。右サイド抜け出した11浦嶋が飛び出したGKもかわして無人のゴールへ。
1-0で前半終了。
V·ファーレン2ndは後半修正。シュートへの意識が高まったのか、50分に23金ヶ瀬が振り向き様のシュートを決めると、60分にはセカンドボールを14岩本が決めて逆転。
しかし、日大も意地を見せ、ここからハイプレスでV·ファーレン2ndを押し込みます。
途中出場の23塚本怜哉が決めて同点。
しかし、前日のプリンスリーグで1stチームが諦めずにアディショナルタイムで追いついたように(記事はこちら)、諦めないV·ファーレン2nd。途中出場した新1年生で、U-15OBの17内山航紀や24大澤元栄が県外からの同級生に負けじとどんどん仕掛けます。
そしてアディショナルタイム。3年生30岩川のコーナーキックを2年生3田橋が頭で決めて勝ち越し。
3-2でV·ファーレン2ndが勝利しました。
(選手敬称略)
得点者3選手。
V·ファーレン2ndからすれば、2失点はしたものの県でもトップ4を争う日大に勝てたことと、新1年生が躍動したことは大きな収穫でしょう。
日大は守備面がどう修正されるか、今後注目してみたいです。
プリンスリーグと共に久々に県リーグも観戦出来て、感無量です。