長崎ぺんぎん日和

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1/22 令和4年度 長崎県高校新人体育大会サッカー男子 2回戦 国見-南山、海星-西海学園、日大-北陽台

2023-01-25 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)

1/22、「長崎県高校新人体育大会サッカー競技 男子」の2回戦が開催され、大村市の古賀島スポーツ広場の試合を観戦しました。

3年生が引退し、2年1年だけで戦う大会ですね。

新人戦は3年ぶりの有観客開催。

やはり、選手権を制した国見、プリンスリーグに復帰した総大附、選手権準優勝の創成館あたりが優勝候補と目されるところ。


国見-長崎南山。
国見は選手権で全国を経験した新主将5平田大耀、9中山葵、6椛島眞於を核としたパスを繋いでサイドを崩すサッカーは不変。
南山は昨年からの主力が多く残っており、課題の守備を整えれば…というところ。


国見 0(0-1/0-0)1 長崎南山
得点者
原口 元輝(南山)

なんと選手権覇者の国見が初戦敗退。


開始4分にいきなり南山先制。右サイドから8原口のクロス性のボールが国見GK1新井健心の頭上を越えゴールイン。半ばラッキーな形でした。



そこからは国見がほぼ一方的にボールを保持。2トップ(特に9中山葵)に縦パスや斜めのパスがよく入り、相手を中央に寄せてまたサイドを使う攻撃が機能。クロス攻撃に加え、ラインを押し下げた上でのミドルシュートやセットプレーで畳み掛け。


そういうリズムでシュートの雨を降らせますが、枠を外れたり、南山GK12山口大翔のセーブにあったり、ネットを揺らしてもオフサイドだったりと、ことごとく決まらず。


後半に入っても同じ状況が続きます。国見は後半8分に10番を付ける1年生FW西山蒔人を投入して点を取りに行きますが、ことごとく決まらず。

南山はFW9宮之原翔にロングボールを当ててセカンドボールを回収してFW10岩橋智也のスピードと個人技で攻撃の時間を作りたいように見えますが、ラインが押し下げられているので、9宮原が孤立気味でなかなか収まらず。しかし、その分守備の集中は切れず、国見にゴールを許しません。


そして、そのまま0-1で終了。南山が虎の子の1点を守り切り準々決勝進出となりました。
国見はフィニッシュだけという印象。




海星-西海学園。
海星は昨年復帰した県リーグ1部でも健闘し、古豪復活を印象づけました。昨年の主力が多く残っていることも強み。
西海学園は元V·ファーレンアカデミーコーチの木下貴博さんが監督。組織的なチームを作るのは想像できます。


海星 6(0-1/6-0)1 西海学園
得点者
松本 侑翔(西海学園)
阪 凌駕(海星)
小倉 遥翔(海星)
塩塚 駿介(海星)
塩塚 駿介(海星)
藤本 龍星(海星)
町田 龍音(海星)

立ち上がり4分にコーナーキックをFW11松本侑が合わせて西海学園が先制。



その後は海星がほぼ一方的にボールを保持。サイドからの前進と裏へのボールを起点にシュートまで。
西海学園はやや守りに入っているようにも見えましたが、守備組織は想像どおりしっかりしているので崩れず。
海星FW11塩塚が抜け出した決定機も西海学園GK1松尾優がセーブ。

後半両者ともアグレッシブになり、西海学園も前に出る姿勢を見せ、カウンターに出る場面も増えます。


しばらくの膠着状態を破ったのはセットプレー。後半17分、海星DF3小倉のキックをDF4阪が頭で合わせて同点。



さらに20分、再びコーナーキックから3小倉のキックが直接決まり、2-1逆転。3小倉の左足は武器ですね。



こうなってくると地力の差が出始めて、32分(PK)、35分に11塩塚が加点。さらにMF6藤本、FW19町田が加点し、6-1で終了。

海星が準々決勝進出。



長崎日大-長崎北陽台。
日大は主力の3年生が多く引退し、まさに新チームという印象。
一方の北陽台は選手権から新チームを戦っているところは強みか。


長崎日大 4(3-0/1-0)0 長崎北陽台
得点者
中川 粋(日大)
白濵 利羽(日大)
中川 粋(日大)
高村 啓太朗(日大)


前半立ち上がりから日大がボール保持。4-4-2でスタートした日大は長身FW11中川のポストと10友永響の裏抜けを上手く使いながら攻撃を繰り出します。
15分に左からゴール前にボールが入ると、11中川が収めてターンからシュートを決めて先制。

北陽台は日大のゴールキックのときは前からはめに行く姿勢を見せますが、基本はブロックを作っての守りなので、日大は後ろからビルドアップが可能。



25分にはコーナーキックをMF4白濵がヘディングで決めて2-0。



29分には右サイドの突破から再び11中川が頭で決めて3-0。

彼には今後も注目したいですね。

後半の日大は昨年と同じ4-3-3に変更。メンバーもちょっとずつ変更しながら、ゲームをコントロール。


後半30分には途中出場MF18高村がコーナーからヘディングで決めて4-0。



それ以上の加点はないものの、しっかり無失点で勝ち、海星の待つ準々決勝に進出しました。



しかし、会場は寒かったです。
でも準々決勝以降は見に行けないので、見たいと思ってみました。

個人的にはV·ファーレン長崎U-15出身選手が出場したこともポイントでした。



海星1年 DF13 川端 天翔



日大2年 GK1 田村 祥



日大2年 MF14 内山 柊真


今年も彼らの活躍は楽しみです。



1/22 長崎県高校新人体育大会 サッカー男子 2回戦 結果

国見 0-1 長崎南山
九州文化学園 4-0 島原商業
長崎総大附 3-0 鎮西学院
創成館 2-0 長崎西
諫早商業 1-1(PK5-3) 瓊浦
佐世保実業 1-0 長崎北
海星 6-1 西海学園
長崎日大 4-0 長崎北陽台



1/28 長崎県高校新人体育大会 サッカー男子 準々決勝

国見総合運動公園芝生広場
10:00
長崎南山 - 九州文化学園
12:00
長崎総大附 - 創成館

(百花台公園サッカー場)
10:00
海星 - 長崎日大
12:00
諫早商業 - 佐世保実業

※会場を逆に記載しておりました。大変申し訳ありません。