[5月5日(日/祝)11:00 高円宮杯 JFA U-18 サッカー プリンスリーグ2024九州1部 第4節 @飯塚高校人工芝グラウンド]
V·ファーレン長崎U-18 2(0-0/2-0)0 飯塚
得点者
61分(後16分)宇佐川 眞央
69分(後24分)浅井 琉希
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スタメンとフォーメーション。飯塚は前節のアビスパ戦と同じ。V·ファーレンは前節のロアッソ戦から1名変更。1年生の清水法生(サガン鳥栖U-15)が初スタメン。
飯塚はハイプレスのチーム。V·ファーレンがボールを保持し、飯塚がプレスをかけるという展開が予想され、V·ファーレンはそれを掻い潜って飯塚の高いラインの背後を取れるかがポイント。
立ち上がりから予想どおり、飯塚がハイプレスでV·ファーレンのセンターバックからはたまたGKまでプレッシャーをかけてきます。
V·ファーレンはサイドバックから縦にボールを入れての前進を基本としているため、自陣のサイドバックとサイドハーフのところでの激しい奪い合いとなり、時々飯塚が奪ってのショートカウンターか、V·ファーレンが脱出して前進という前半。
18分、V·ファーレン。中盤でMF7宇佐川眞央(3年/セレッソ大阪和歌山U-15)が脱出して持ち上がり、前に出ている飯塚GKの頭上を越すロングシュート。これは惜しくもバーの上。
29分、飯塚。MF18新垣類(2年/アリーバFC)の左足ミドルはバーの上。
36分、飯塚。DF5黒岩雄慎(3年/八女FC)のフリーキックをDF15森本快(2年/オリエントFC)のヘディングは外れます。
V·ファーレンは何度かボックス付近に迫りますが、いい形でシュートは打てず。
お互い決定機はないまま前半終了。
後半10分、飯塚。MF18新垣のミドルシュートはGK正面。
そして、11分の飯塚。MF18新垣が左サイドをえぐって、折り返しをゴール前FW11永田虎仁朗(3年/小倉南FC)がシュートはV·ファーレンGK1黒瀬理仁(3年/セレッソ大阪U-15)がスーパーセーブ。両チームを通じて初めての決定機でしたが、これが決まっていたら展開が変わっていた可能性があるのでよく防ぎました。
さらに13分、飯塚。右サイドMF13永田朔太朗(3年/BUDDY FC)がドリブルシュートはDFブロック。MF13永田朔太朗は個の力を感じさせ、脅威を与えていたと思います。
そして16分、V·ファーレン先制。GK1黒瀬のロングフィードを中央2トップの関係性で収め、左サイドのMF8内山航紀(3年/V·ファーレン長崎U-15)からオーバーラップしたDF15上戸涼生(2年/V·ファーレン長崎U-15)の左足クロスをゴール前に走り込んだMF7宇佐川が決めて1-0。
2トップのコンビネーションでボールを収めるのは形の一つ。それが上手くいったゴールでした。
しかし、直後には飯塚の再び決定機。
18分、左クロスからゴール前に入ってきたMF10吉田翔亮(3年/FCグローバル)のシュートはまたもGK1黒瀬がスーパーセーブ。またも彼がチームを救いました。
そして、24分追加点。再びGK1黒瀬のフィードは裏に出て、相手DFが先に追い付きますが、これをFW10宮﨑陽(3年/ソレッソ熊本)がマイボールにし、右へ横パス。これをバイタルエリアで受けたFW13浅井琉希(2年/愛媛FC U-15)がコントロールして左足ミドルシュートを突き刺し2-0。
この2点目は大きかったように思います。これ以降、V·ファーレンが落ち着いてボールを保持する時間が増え、ゲームをコントロール。理想的な流れとなりました。
2-0でV·ファーレンが勝利し、首位浮上。
試合後の選手たちの表情からもこの勝利の重要性が伝わってきました。飯塚のハイプレスに怯まず戦った素晴らしい試合だったと思います。アウェイ連戦を連勝で終えました。
ただ、プリンスリーグはまだ始まったばかり。継続してほしいですね。
次節はホームです。
次節
vs大分トリニータU-18
5/11(土)11:00 島原市営陸上競技場
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