11月28日。九州各県U-15サッカーリーグチャレンジ大会決定戦が福岡フットボールセンターで開催。1回戦で全中王者·神村学園を破ったV·ファーレン長崎U-15。この試合に勝てば、県リーグから九州リーグに昇格というところまで来ました。
試合は80分2-2で決着つかず、PK戦で2-4。筑後FCが勝利。あと一歩というところで昇格はこぼれ落ちました。
選手たちは本当によく戦っていたので、勝たせてあげたかった。何目線かわかりませんが、そういう気持ちです。
スタメン。V·ファーレンは県リーグ最終戦欠場していたキャプテン10内山、5上戸(2年)が復帰。
筑後FCは私は初めて見ますが、両WGが幅を取ってそこへのロングボールを放り込んでクロス、セカンドボールを拾ってサイドチェンジしてまたクロス。そんなチーム。長崎で言えば総附にスタイルが似ているかも。フィジカルも強いし、よく走るチームでした。
V·ファーレンとしては、ロングボールとセカンドボールのところで負けないようにしながら、落ち着いてビルドアップして相手の裏を取ることがプランとしてあったでしょう。
実際相手のラインが前目のときは8野田の裏抜けを起点とし、ラインが低いときはサイドでトライアングルを作りポケットを取る。落ち着いてそれが出来ていました。
ただ、先に失点。バイタルでセカンドボールを拾われてボレーシュートを叩き込まれました。
しかし、やることは変わらないV·ファーレン。自分達のビルドアップから前進し、セカンドも取って押し込む時間を作っていきます。
そして同点。8野田が右サイド抜け出してシュート。GKが弾いたボールを10内山が押し込みました。
1-1で前半終了。
後半立ち上がり、いきなり逆転。
左サイドまたも8野田が抜け出すと、こぼれを後ろから来ていた途中出場15大山星七が左足で決めて2-1。
喜びつつも「こっからぞ!」と締めることも忘れなかった選手たちですが、蹴って押し上げてくる筑後の時間が徐々に長くなります。
セカンドボールが拾えなくなり、押し込まれます。
なんとか自分達のペースでという意志は感じましたが、相手の勢いもこの舞台に出てきただけあると思わされる展開。
コーナーキックの流れからPKを与え、決められて2-2の同点。
そのまま後半終了。延長戦はなくPK戦決着に。
V·ファーレンは21嘉村が筑後の1人目を止めるも、筑後のGKは2人を止めて、2-4。
筑後のGKあっぱれでした。
あと一歩…。本当に悔しい敗戦になってしまいましたが、よく戦いました。
私は2年ぶりの福岡。神村戦に行けなかったので、ここまで連れてきてくれた選手たちに感謝です。
高円宮杯では九州に行けず、一時はチーム状態もよくなかったと聞きますが、よくここまで仕上げてきたと思います。
これで3年生の公式戦は終了。それぞれの道に進みます。お疲れ様!
2年生1年生にはすぐに新人戦が待っています。頑張れ!
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