由流里舎農園

歯科医師(歯学博士)・野菜ソムリエの島谷浩幸がお届けする気ままな農天気ブログ

冬の大阪探訪、学会発表報告。其の弐。

2019-12-05 21:43:43 | 日記
今夜も昨夜に引き続き、
12月3・4日にグランキューブ大阪で開催された学会発表報告を。
第27回日本慢性期医療学会ですが、
最近では、私はほぼ毎年、この学会で発表していますね。




さて。
昨夜はお昼のランチョンセミナーのお話で終わりましたが、
私の演題口演は、12時半からの午後の第一セッション。
一つのセッションで5〜6名が口演するのですが、
私は一人目、つまりトップバッターに選ばれました。
6月の兵庫県・淡路夢舞台国際会議場での学会でも、私はトップバッター。
プロ野球なら俊足の選手が選ばれる打順ですが、
ちなみに私は鈍足ですね。笑

それはさておき、私の演題タイトルは、
『口腔内の問題点を義歯を用いた治療で早期解決できる院内歯科の重要性』。
我ながら、また長ったらしい題名ですね。
私はいくつか症例を挙げながら、病院歯科の重要性を義歯・入れ歯の観点から論じました。
また、私のセッションの座長は歯科医師の阪口英夫先生。
陵北病院で副院長もされている阪口先生は、口腔ケアで著名な方です。
口演後の阪口先生からの質問にちょっと緊張感を味わいながらも、
何とか無事終えました。





それからはそのセッションの他の発表も拝見したりしましたね。
同じフロアでは各企業が製品を展示しながら説明する企業ブースがあり、
同僚の歯科衛生士たちと合流し、口腔ケア製品の試供品を頂いたり栄養補助食品を試食したり、
企業の方々と談笑しながら最新の情報を提供してもらいました。
その中で、いいなって思ったのが、とある栄養補助食品。
森永乳業グループのクリニコが開発した「豆の富」。
高カロリーでシールド乳酸菌などを含む補助食品だそうですが、
ちょっと固めのお豆腐みたいな感じで、味わいは特にクセもなく食べやすかったです。
(宣伝みたいですが、私の純粋な感想で一切利益はありません。笑)
レシピを載せた小冊子も頂きましたので、
またじっくり見てみようと思います。





5階の総合受付横の書籍販売コーナーでは、
私が今年4月に出版した『頼れる歯医者さんの長生き歯磨き』(わかさ出版)など、
たくさんの本が販売されていましたが、私の本は売れ残りがあったみたいですね。
6月の学会では20冊が完売しただけに、口演の力及ばず残念です。

おっと、今夜も長くなってしまいました。
いつもの地方の学会ならば名所巡りや食の話題も書き添えるところですが、
今回の学会はまさに地元。今さら、目新しい話題もないと言えばないような…。
ちなみに、私が参加したランチョンセミナーのお弁当は、
ハトヤフーズさんの「京都のお弁当 胡蝶庵」。
小分けにされた色々な種類のおかずを美味しく頂きました。

次の学会発表予定は、来年2月の岡山での学会です。
また詳細については、後日お知らせ致します。
てな訳で、では。
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