由流里舎農園

歯科医師(歯学博士)・野菜ソムリエの島谷浩幸がお届けする気ままな農天気ブログ

立春を迎え、ゆるり話。『ミュータンス・ミュータント』文庫化1周年。

2022-02-04 02:29:28 | 日記
今夜はちょっと趣を変えまして、
2017年出版の私の長編ミステリー小説が文庫化されて1周年の話題を。
作品は、言わずと知れた『ミュータンス・ミュータント』(幻冬舎ルネッサンス新社)。
この文庫化はより正確に言うと、文庫改訂版の出版ですね。
立春という嬉しい季節の節目に、私の作品の節目となるお話を。





さて。
この小説はこのブログで何度か書いてきましたが、
昨年は2月の文庫改訂版の出版に加えて、
6月には『日本歯科新聞』で著者として私の写真とともにインタビュー記事が掲載、
同じく6月には医療系雑誌『病院羅針盤』(産労総合研究所)で書評が掲載、
7月には映画作品『ミュータンス・ミュータント THE MOVIE 20年越しの正義』が、
YouTubeでの一般公開が始まりました。

さらに8月には歯科系雑誌『アポロニア21』(日本歯科新聞社)で書評が掲載、
同じく8月には演劇作品『ミュータンス・ミュータント』(脚本・中村安璃)が、
横浜のSTスポットという劇場で舞台公演されました。
満員御礼となりまして、大変感謝しております。

とにかく盛りだくさんのイベントがあった1年でしたね。
私が代表を務める由流里舎は、
映画を製作した「ミュータンス・ミュータント THE MOVIE」製作委員会にも加わり、
映画製作のサポートもさせて頂きました。
私も出演していますので、ぜひご覧下さい。(声だけの出演ですが。笑)

この小説の所蔵図書館は、昨年10月4日のブログでまとめております。
全国で50ヶ所を超えますので、ぜひチェックしてみて下さいね。





単行本の出版から5年になりますが、
さらに遡ると、文学賞の応募に励んでいた時期もありましたね。

そんな中でも思い出深いのが、
2012年の第4回野性時代フロンティア文学賞における二次選考突破。
最終的に三次選考で落選はしましたが、
この第4回は応募総数が多かった激戦区と言われる中で、
応募総数924編の中から選考を通過した32作品の一つに選ばれました。
ようやく文学作品としての評価を実感した瞬間でしたね。
それから、はや10年の年月が過ぎたことになります。

その後、他の長編小説を文学賞に応募したりしながら、
2016年の宝島社・第15回「このミステリーがすごい!」大賞で、
選考委員のミステリ書評家・川出正樹氏の「次回作に期待」3作品に選出され、
幻冬舎ルネッサンス新社の協力を得て2017年に出版されました。
そして小説家デビュー、てな訳です。





そんなこんなで、文庫化1周年記念。
単行本は1200円であるのに対し、文庫本は半額の600円。
とてもお求めやすい価格になっております。
これを機に、まだの方はぜひお読み頂けますと幸いです。
コメント
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