今夜もちょっと趣を変えまして、
野菜ソムリエの私が気ままに野菜や果物について語ります。
さて。
先日、実家から柿が8個送られてきました。
秋の今、まさに旬の果物ですよね。
送られてきたのは実家からですが、
柿を収穫したのは兵庫県にある祖父母の家の庭。
私が子供の頃から毎年、秋にはたわわに実っていましたが、
親の情報によると、すでに100年以上の老木だそうです。
今夜は4個、むきました。
実の中にあった種子も一緒に写真に撮ってみました。
実の見栄えはあまりよくないですが、小ぶりで果肉のしっかりした柿でしたね。
ほんのり甘い程度でしたが、家族で美味しく頂きました。
ちなみに、この祖父母の家の柿。
昨年の夏、『果実日本』2022年8月号(日園連)で、
歯科医師&野菜ソムリエとして巻頭言を書かせて頂きましたが、
そのコラムにも登場しました。
巻頭言のタイトルが「干し柿の思い出を噛みしめて」なんです。
子供ながらに歯応えを感じながら、
干し柿にされたあの柿を味わって食べた思い出などと咀嚼の大切さを絡めて、
歯科医師と野菜ソムリエの立場から農業関係者の方々にいくつか提言させて頂きました。
柿の生産量は和歌山県が1位で、次いで奈良県。
いずれも近畿地方の県ですが、私が住む大阪に隣接していますので、
今の季節、スーパーにも産地の柿が多く並んでいますね。
冬になると、干し柿が送られてくるかなー。
そんな楽しみを抱きながら晩秋の夜長を過ごしています。